京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

東北の旅2 銀山温泉能登屋・散策

2016-05-02 00:00:00 |  国内旅行

東北の旅1 銀山温泉へ
東北の旅2 銀山温泉能登屋・散策
東北の旅3 銀山温泉散策・ライトアップ
東北旅行4 銀山温泉能登屋夕食~
東北の旅5 会津若松へ
東北旅行6 会津若松 鶴ヶ城
東北の旅7 白虎隊
東北旅行8 さざえ堂と武家屋敷
東北の旅9 東山温泉庄助の湯瀧の湯
東北旅行10 瀧の湯・夕ご飯~郡山へ
東北の旅11 日光の町
東北の旅12 日光山輪王寺・東照宮五重の塔
東北旅行13 東照宮三猿の教え
東北の旅14 日光東照宮・陽明門・唐門
東北旅行15 日光東照宮・眠り猫・鳴龍・二荒山神社
東北の旅16 日光温泉日光千姫物語
東北の旅17 ナチュラルパークツアー華厳の滝・中禅寺湖
東北旅行18 日光・中禅寺・龍頭の滝
東北旅行19 明治の館~京都

 

東北の旅1 銀山温泉へ続きです。(予約投稿しています。)

3月4日(金)

銀山温泉へ到着

やってきました~、長い間思い続けてきた銀山温泉です。

NHK朝の連続テレビ小説「おしん」の舞台ともなった銀山温泉。
昭和58年4月スタートの朝ドラという事なので
ちょうど次男が生まれた頃だったんですね。

銀山温泉の温泉街へは車が入れないので、
温泉街入口付近で宿の車を降り、温泉街を歩いていきます。

ノスタルジックで、情緒があって、
どこだろうこの温泉は。。。と思い続け、
銀山温泉と知ってからは、
いつかは行ってみたいと憧れ続けた温泉です。

33年間思い描いてきた銀山温泉が、今まさに目の前に現れています。

 

温泉の雰囲気、建物の一つ一つ、思っていた通りの景色です。
ただ、ちょっと雪は少なめですけどね。

 

本日のお宿、能登屋さんが見えてきましたよ。

宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」の舞台になったとも
言われている能登屋さん。



確かに旅館前の赤い橋といい、
この雰囲気「千と千尋の神隠し」の旅館に似ていますよね。

 お宿能登屋さん

 能登屋さんに到着。
こんにちは、よろしくお願いします。。と中に入っていきます。

旅館の中もレトロ感が漂っていますよ。

アットホームで温かい雰囲気のロビー。

主人がチェックインしてくれている間、
私は、ロビーの椅子に座って暖を取っています。

 

 旅館の方がお茶を持ってきて下さいました。
なんと、燃えているストーブの上にお茶を。。

え。。大丈夫なんですか。。とびっくりする私に
大丈夫ですよ。とにっこり。 

暖かい火で手足を温めて、熱いお茶を飲んでほっと一息。

朝7時前に家をでて、今は午後2時半。
7時間半程かかりましたが、それでも、朝に出て昼に着いているなんて
やっぱり早いですよね。

昔だったら、京都からここまで何日かかったことでしょう。。

 おしんの撮影をした旅館

NHK朝の連続テレビ小説「おしん」は、
小林綾子さんと田中裕子さん音羽信子さんが
それぞれおしんを演じられました。

おしんの物語は、幾多の苦難を乗り越えて商売で大成功を収めた
83歳のおしん(音羽信子)が銀山温泉を訪ね、
昔、母にこけしを買ってもらった思い出の銀山温泉を
宿の窓から眺めるところから始まります。

その銀山温泉の撮影が行われたのが、この能登屋さんなんですよ。

橋田寿賀子さんの名前が入ったNHKのおしん暖簾。
年季の入った暖簾ですが、どの似顔絵もそっくりですよね~。

お部屋へ

部屋へ案内していただきました。
私達の部屋は、新しくできた別館のお部屋です。

お部屋はかたくりの間。


大正ロマンのレトロ感はそのままに新しく増築されたという別館。
お部屋も広く綺麗です。

でも、本当は古くても本館の方に泊まりたかったんです。

本館は、銀山温泉の温泉街に面しているので
お部屋の障子を開けると、温泉街が見渡せるんです。

おしんの撮影がされたのも本館のお部屋なんですよ。

別館は、本館の裏にあるので障子を開けても温泉街は見れません。
でも、私達の部屋の障子の向こうの雪景色も素敵です。

この日、一部屋だけ空いていてなんとか取れたお部屋ですもんね。
取れただけでも、ほんとよかったです。

 温泉街散策

さて、荷物を置いて早速、銀山温泉の散策に向かいました。 

銀山温泉は、小さな温泉街。
まずは、温泉街の奥の方へ歩いていきました。

500年もの歴史をもつという銀山温泉は、
その名の通り昔は銀の鉱山として栄えた温泉なのだそうです。

銀山川をはさんで建ち並ぶ木造りの旅館。
いい雰囲気でしょう~。

まるで映画の中に飛び込んだみたいで
今が平成の世だという事を忘れてしまいそうです。

この辺りの建物は「家並み保存条例」により
電線類を地中化したり、建物を保存したりして
銀山温泉の景観を守っているそうです。
その辺は、京都と同じなんですね。

また、3メートル近く積もる雪を溶かすため
歩道の下に地下水を流す融雪システムがあるそうですが、
それは、今回は必要ないみたいです。。


 はいからさんのカリーパン

赤い看板のはいからさんのカリーパンへ行ってみることに。

こんなレトロで大正ロマンの世界にかなりハイカラな赤い看板のお店。
ところが、この赤がなぜか古い街並みに溶け込んでいるんですよね。。

 

ここのカレーパンは銀山温泉の名物ということで、
それならちゃんと食べないとね。。

1階席もいい雰囲気ですが、私達は階段を上がって二階席へ。

 

 ベンガラ色の壁に大きな丸い和紙の照明が素敵です。 

窓際の席に座って、温泉街を見ながらの休憩。 
名物ずんだ餅を半分分けしてコーヒーを頂きます。

 

なんか、いいな~。

心がゆるりとする感じです。

そして、こちらがはいからさんのカレーパン。
カリッとした揚げパンの中にスパイシーなカレーが。。

こちらも夕ご飯が心配なので主人と半分わっこしましたが
美味しかったです~。1個食べられたかも。。

銀山こけし(おしんこけし)

おしんのドラマの中で出てきた
銀山こけしを売っているお店に行ってみました。

銀山温泉で働く母を訪ねたおしんが、
母にこけしを買ってもらう場面があります。

8歳の時から働きづめで母との思い出も少ない
おしんにとって、母との大切な思い出であり
苦しい時におしんを支え続けた銀山こけし。 

 

こけしって、線を引いただけの細い目が多い中
銀山こけしは、 大きな可愛い目をしています。

この大きな目と黒髪のおかっぱ頭が銀山こけしの特徴だそうですよ。

一つ一つ顔が違うので、どの子にしようかな。。って
迷ってしまいましたが、
私も一つ銀山こけしを買いました。 

 白銀の滝

このこけしやさんの先の対岸に、白銀の滝があります。

温泉街の最も奥の突き当たりにあり、
ここから白銀公園の散策路が続くそうですが、冬場は立ち入り禁止。

 

落差22メートルの滝で、滝の周囲には銀鉱山跡の洞窟や
滝の不動尊などもあるそうですが、

この先には行けませんでした。

静かな秘境の地、銀山温泉のモノクロの世界です。

さて、次は、銀山温泉の入り口方面に向かって
歩いていくことにしましょうか。。

東北の旅3 銀山温泉散策・ライトアップへ続きます。

 

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