京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

東北旅行4 銀山温泉能登屋夕食~

2016-05-12 00:18:00 |  国内旅行

東北の旅1 銀山温泉へ
東北の旅2 銀山温泉能登屋・散策
東北の旅3 銀山温泉散策・ライトアップ
東北旅行4 銀山温泉能登屋夕食~
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東北の旅11 日光の町
東北の旅12 日光山輪王寺・東照宮五重の塔
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東北の旅16 日光温泉日光千姫物語
東北の旅17 ナチュラルパークツアー華厳の滝・中禅寺湖
東北旅行18 日光・中禅寺・龍頭の滝
東北旅行19 明治の館~京都

 

東北の旅3 銀山温泉散策・ライトアップの続きです。

3月4日(金)

能登屋旅館へ戻ってきました。
こちらは、別館の談話室。

新しく造られた別館ですが、レトロ感を損なわない造りで
いい雰囲気ですね。

 

夕ご飯

夕ご飯は部屋食でした。

食前酒の山ぶどう酒で乾杯。
結婚35年の記念にあこがれの温泉に来れて感謝です。

結婚35年。。色々な事がありました。。
結婚して最初の5年ほどは、次から次から襲われる試練に
あせ汗の大変な日々でした。

でも、今思うに、あの時があったからこそ、
あの時を二人で乗り越えられたからこそ、

それ以後のどんな事もたいした苦労には思えなかったし、
普通のなんでもない日々の大切さも知ったような気がします。

そして、いつ、突然に、普通の日が何の予告もなしに
奪われる怖さも知った私達は、

二人の大好きな旅行に、いつか。。ではなく
今、思い立った時に行くことにしてきたんです。

だから、家族旅行や二人での旅行もたくさんしてきました。
でも、銀山温泉にはなかなか来れなかったんですよね。。

なんて。。前置きはさておき、

お料理は、尾花沢牛や鴨などの地元産の食材を使ったお料理。

メインは尾花沢牛のしゃぶしゃぶかな~。
アスパラ菜の冷し汁。

地元でからかいとよばれる棒鱈を乾燥させたものの甘辛煮、
鯉の洗いとサーモン、勘八のお造り。

 

鯉の甘露煮、山形旬の野菜うるいと海老の和え物、

 岩魚のあんかけ、豆乳を寒天で固めた滝川豆腐、

蟹の茶碗蒸しに、鴨汁鍋と蕎麦、

どれも、郷土の味を伝える温かいおもてなしです。

初めて食べるものもあって、食べ方など色々と
仲居さんに教えてもらいながら楽しい食事でした。

そして、お酒は、やっぱり地元の銀山温泉。
銀山温泉のレッテルが貼られていますよ。

すっきりと美味しいお酒でした。

本館のロビーから

フロントで教えてもらった本館2階のロビー。

本館のお部屋はとれなかったけれど、
この窓からも、おしんの撮影がされた部屋の窓からの景色と
同じ景色が見えるそうです。

 うわ~、嬉しい~と、レトロな椅子に座って窓を開けると。。

銀山川をはさんで立ち並ぶ旅館が見渡せました。
ずっと見たかった景色が目の前に。。

なんだかこの瞬間、時を超えてしまいますね。。

平成から大正時代にタイムスリップです。

 夜の散策

そして、夕ご飯後、夜の闇の降りた町の散策に出かけることにしました。
こちらは、銀山川に架かる赤い橋の上から見上げた能登屋旅館です。 

先ほど町を見おろしたのは、能登屋旅館と書かれた上にある
2階のロビーですよ~。

夕暮れ時と違って、周りは真っ暗。

お部屋の窓からの灯りもガス灯の灯りも、黒い闇の中に光っています。
能登屋さんにも左官職人による鏝絵(こてえ)が。。

銀山開拓の祖である「木戸佐左ェ門」の名の横に鳳凰と桐が
描かれています。

気温はどんどん下がってきて、
観光客はそれぞれの旅館が貸し出すぶ厚いコートを着て温泉街を歩きます。
能登屋さんのコートの色は赤。
赤いコートを着た人も、たくさん歩いていましたよ。

お店はもう閉まっていますが、町を散策する人はいっぱい。
銀山温泉の情緒を皆堪能しています。

これで、はらはら雪が降ってきてくれたら最高なのにな~。。
なんてちょっと思いながら歩いた夜の散策。

また、いつか。。のお楽しみですね。

洞窟風呂

夜の散策から帰って、冷えた体を温めるために洞窟風呂へ。

開業時より元湯として利用されていたという洞窟風呂は、
今は、貸切風呂になっています。

先に部屋へ戻っておいてね。。と言って、
主人の後、私が洞窟風呂に入ったのですが、
洞窟風呂は階段の下にあって、

とっても雰囲気はあるんだけど、
暗くてなんだかちょっと恐る恐るという感じ。

ささっと入って上がってきたら、
主人はロビーで待っていてくれました。

ちょっと一人では心もとない洞窟風呂だったのでほっとでした。

そうやろ~。。と主人。

部屋に帰ってから、お土産屋さんで買ったお菓子を食べて
スイカサイダーを。

このスイカサイダー、本当にしっかりスイカの味がして
びっくりでした。美味しかったですよ。

 3月5日(土)

朝、部屋の窓をあけると、雪国らしい雪景色。
でも、雪は降っていませんね。

 

今日も、いいお天気になりそうです。

 朝食・だいこん飯

朝ご飯は、朝食会場で。

 可愛い器に、色々なおかずがいっぱい並んでいます。

山形名物玉こんにゃくもありますよ~。

2009年山形の山寺に登った後に茶店で食べた
力こんにゃくを思い出しました。

東北の旅16 山形・山寺立石寺

 ごはんは、白いご飯と大根めしの好きな方を選べます。

主人も私も、もちろん大根めし。

しろいごはんたっぷりの中に大根が少し入った大根めしで
とってもおいしかったです。

おしんの頃の大根めしは、米粒を探すのが大変なくらいの
大根めしだったんでしょうね。

贅沢な大根めしを頂いてしまいました。

 銀山温泉を出発

最後にもう一度お部屋の窓から外を眺めて、銀山温泉にお別れです。

 ロビーでは、入れたてのコーヒーを用意して下さっていました。

コーヒー通の主人も納得のとっても美味しいコーヒーでしたよ。

そして、結婚35周年おめでとうございます。。といって
おかみさんが下さった、一筆箋。

銀山温泉の絵がついています。嬉しい~。
ありがとうございます。

ちょっともったいなくて使えませんね。

お世話になりました。

そして、旅館のバマイクロバスで大石田まで送ってもらう為、
しろがね橋の先まで歩きます。

 

いよいよ、本当にお別れですね。

とっても素敵だった銀山温泉。
もう一度来れることがあったら、真冬のしんしんと雪の降っている時に
来てみたいな。。

いつか、もう一度来れますように。

 バスからの雪景色

バスから見た雪景色、雪をあまり知らない私達にとっては感動ですが
実は例年の半分以下だそうです。

やっぱり、もっと雪深い銀山温泉も見てみたいですね。

さて、絵葉書や映画の世界かと思うような異次元空間から
新幹線の通る日常の現実空間へ戻ってきました。

大石田の駅

いつもなら町全体がこれくらいの雪になるそうですが、
一部分だけ雪が積み上げられています。

その雪の壁の前で、とりあえず雪国っぽく記念写真。

 

 本当は、ほとんど雪はありませんけどね。。 

送って頂いた、能登屋さんのマイクロバスにもさよなら。

ありがとうございました。
長年の夢が叶って嬉しかったです。

また、いつか、雪深い時に戻ってきますよ~。

 

さて、次は、福島の会津に行ってみます。
会津の白虎隊。。
実は、ここは私の父の思い出と重なって
一度行ってみたい所だったのです。

 東北の旅5 会津若松へ続きます。

 

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