京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

高野川 ほたるの舞

2009-06-19 07:14:52 |  京都散策
6月14日(日)

日曜日の夜9時頃、友達の携帯から電話がかかってきて、

「今、高野川にいるんやけど、出てこない?
 ほたるがすごいよ~。ものすごくきれいだよ。」


え~って、すぐにでも飛んで行きたかったのですが

この日は、シーツからカーテンまで洗って干して
主人にも手伝ってもらって、ベッドをどかしての大掃除。

そのあと、もう夕御飯は作れない。。と、お寿司を取って食べ、
お風呂に入って、着替えたところだったのです。

今から着替え直して、お化粧して出かけていく、
そんな気力は残ってなく。。泣く泣く諦めたのですが。。


6月15日(月)

でも、でも、やっぱり気になるほたるちゃん。

あくる日、主人からカエルコールが入ったとき、

「今日、9時頃から螢見に行こうね。」と誘って、
夕飯も大急ぎで食べて、ほたる観賞に出かけてきました。



あんまりうまく撮れてませんが、緑の丸い光が蛍です。。



場所は、高野川の北小路高野橋から少し北の川の両側。
2~3年前から、少しづつ増えだした螢が
今年はこの辺りで爆発的に増えたようなのです。


行ってみたら、本当にびっくり。
蛍の優しい光があちらこちらにきらきらしています。


ぽっと灯って、消えて、また、ぽっと灯って。。
黒い闇の中で光る幻想的な緑色の光。。
川の中州に生えている草に止まって休憩する蛍。
川沿いの桜の木も、蛍が止まって、
季節はずれのクリスマスツリーのよう。


若いカップルや家族づれ、散歩の方や、ランニングする人など
結構な人が見に来ておられました。


私達はうちわを持っていたのですが、
主人が、飛んできた蛍のところにうちわをさっと差し出したら、
金魚すくいみたいなかんじで、蛍がうちわにとまりました。


そのまま、じっと逃げようともしない蛍。
明るくなったり、暗くなったり。。
一生懸命に体を光らせています。
私達も覗きこんで、子供のようにじっと見つめてしまいました。


しばらくそのまま歩いていたら、小さな男の子を連れた家族連れに出会って、
うちわの蛍は、その男の子の手のひらのなかへ。

蛍の明かりもきらきらだったけど、

「おっちゃん、ありがとう~。」

と、うちわの上の蛍をつまむ時の、
子供の瞳もすっごくきらきらしていました。


途中、知り合いの方に偶然お会いしました。
その方の話では、
この1週間ほど、毎日来てるけど、
一番多かった日の蛍は今日の7倍だとか。。


蛍の命は1週間くらいなので、もうそろそろ
今年のほたる観賞は終わるそうです。


今日の7倍の蛍。。って。。


見てみたい。。


来年はもちょっと早めに出かけて、7倍のほたるを見なくっちゃ。。と
それぞれ心にきめた二人でした。











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