京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

有人火星旅行 ESA

2007-06-23 09:13:57 | Weblog
欧州宇宙機関(ESA)は有人火星旅行にむけて、
隔離実験の実験生「募集」を始めたらしい。

実験生は宇宙船を想定した大型バス約1.5台分ほどの施設で
520日間(火星までの飛行に250日間、火星に30日間滞在、
240日間をかけて地球に帰還する計算らしい)生活し、
人間が長期間の宇宙旅行に耐えられるのか、
人の心理や健康に対する様々な研究調査が行われるというのだ。

シャワーなし、お酒なし、食事や仕事の内容は、
実際の宇宙船とまったく同じで、
「無重力と放射線がない以外は実際の火星飛行とほぼ同じ生活」
なのだそうで、
無線連絡、地球と宇宙船の行き来に40分かかることを
考慮して、わざと交信の返事を遅らせるという。。。 


実験は、2008年から2009年にかけて行われ、
実際の火星へのミッションは、その後何年もしてからなのでしょうが、
いよいよ人類が火星にまで行く日が、
そう遠からぬ未来にやってくるのか~とちょっと感動でした。

子供の頃、結構好きでワクワクして読んでいたSF小説。
火星に人類が行くなんて、そのSF小説の中だけの話しだったのに、
それが現実の話になるなんて。。
私の関知しないところで、やはり人類は確実に進歩し続けていたのだと
今さらながら感心しています。

実験生の応募対象は、欧州とカナダの国籍保持者に限られていて、
残念ながら日本人は無理のようですが、
1年半にも及ぶ外社会との断絶、
狭い空間での拘束、
身体、特に精神面での研究調査の為監視し続けられる事のストレス、

そんな中520日間、しかもこれがボランティアでということで、
そんなん誰が応募するの?。。。と初めは思いました。

でも、これに合格し、実験を成し遂げた実験生には
実際に火星へ行くクルーのメンバーに選ばれる可能性
あるということで。。となれば、

人類初火星に第一歩を飾る偉人にもなり得るわけで、
どんな苦しい状況でも、それを乗り越えて
宇宙に向けた偉大なプロジェクトに参加したいという人は
たくさん現れるのかもしれないですね~

応募の締め切りは9月30日ということですが、
どのような人が どれくらい応募されるのか、
なんだか、楽しみな気がします。

それにしても、人類の本格的な宇宙時代の幕開け
やっぱりすごいな~

すべてのミッションが無事に安全
進んでいってほしいですね


 













 




  
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