タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
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ニオイタチツボスミレ

2010年03月31日 | 日記
「名前の通りよい匂いのするものが多い。」といわれていますが、何故か私には匂わないのです。アレルギー性鼻炎の所為でしょうが、そんなに匂いは強くないように思います。また、個人的には匂いのする個体も少ないような気がします。タチツボスミレに似ていますが区別のポイントがいくつかあります。
①タチツボスミレよりも色が濃く、鮮やか。色は濃紫色~紅紫色。
②花の中心部の白色がはっきりして、花弁は広く丸みがあり重なり合っている。
③花期は無茎種のように見えるが、花の後は茎が立ち上がる。
④花柄に微毛がある。
⑤側弁は無毛。
⑥葉は先があまりとがらない卵形で、タチツボスミレよりも細長い。
⑦開けた草地やまばらな落葉樹林下など、明るく乾いた環境を好む。
いがりまさし著「増補改訂 日本のスミレ」参照