『ニオイバンマツリ 』という花が今年も先月末から、美しく咲き始めた。 この花、漢字では『匂蕃茉莉』と書く。
最初は花弁がやや濃い紫から薄い紫、やがて紫と白のツートンカラーになり、最後は白い花になる。
自宅近くの家の庭には、地植えの木があって、パープルとホワイトの花をいっぱい付け、今が盛りと咲いている。なかなか良い香りを周辺に漂わせ、存在感がある咲き方だ。
元来、紫と白の色合いは上品な組み合わせ、ゆっくりと見入ってしまっていた。
昨夜から吹き始めた南寄りの風が強く、なかなかピントが合いにくく苦心した。
散策に出かけてみたものの、途中で鉢植えの木が道路に飛ばされていたりして強風の後を物語っていた。(細い体の私は飛ばされそうになる瞬間も何回かあった)
ニオイバンマツリの開花時期は、5月から6月、それに9月から10月と年に2回、花を咲かせてくれる。色の変化を観察するのも楽しい。