畦道沿いに流れる小川の水が増えたきた。
毎年サクラ吹雪が舞い、葉桜になるころ、眠っていた水田に耕うん機が入り、土地を耕していく。いわゆる"田起こし"という作業が始まる。
その後、小川の水がたっぷり入れられ、田植え前の準備が行われている。
準備は山に近い場所(田んぼ)から始められ、小川(農業用水)の下流域へと進められる。
水が張られた田んぼでは、GW前半ごろに苗が植えられ、どこからともなくオタマジャクシが現れる。
そして小さなカエルとなり、水田が日を追って鳴き声で賑やかになる。
農家のあとを継いだ友人によると、米作りはある程度機械化されたが、植えてからの作業はまだまだ手作業によるところがあって、高齢になると腰が痛くなることが多いという。
これから収穫期を迎えるまでが大変だと思うが、おいしい米づくりのため頑張っていただきたいと思う。