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冷たい風

2016年12月27日 | Weblog

つい先日まで暖かい日だったと思ったら、今週は風が強く冷たくなって来た。

・・・というのも、昼間いろいろ怠けて"炬燵の番"をしていると、ついつい時間が経って、夕方近くになってしまっていた。

昼間はそれほど風が強くなかったのだが、夕方近く川沿いの道は、山の方から吹き下ろす冷たい風が耳や頬にあたると頭にフードなしではかなり冷たく感じた。

山の方へと歩いたのは、氏神様にこの1年の感謝を込めてお礼参りに行こうと思ったからだ。今年の初詣ではいつものように"家内安全・無病長寿"をお願いした。今年も残り少なくなったので、何もなかったことへの感謝を表すためだ。

ここの神社(内宮神社)は慶雲3年(西暦706年)、伊勢神宮の内宮から勧請されたという由緒ある社で、秋祭りでは太鼓台が参道を登る神社としても有名だ。

緩やかな階段をゆっくり上り、社殿の前は強風のため枯れ葉が少し飛び散ってはいるものの、きれいに掃除され新年を待つばかりとなっていた。

境内では手を清め、社殿に向かい二礼二拍手一礼。この1年の感謝を述べた。

この内宮神社では"マイナンバーお守り"や"スマホ封じ"といったタイムリーなお守りを授与していて、今年の正月は驚かされたが、古式の中にも新しいことを取り入れる神さまでちょっぴり関心がある。

川を隔てた東側には別子銅山開坑とともに設けられた大山積神社もあり、幟の準備がされていた。 (クリックで拡大)

ここでは毎年正月、その年に採れた最も良い鉱石を鉱山の安全、繁栄などを祈念してこの神社に奉納される時に"大ばくの歌"が歌われる。

強風の中、神社名を大書したのぼりがはためき、寒さが増してきた。

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