とんでもない大火災になった。
新潟県糸魚川市の大火。
強風にあおられて"飛び火"があちこちに。火はあっという間に広がってしまったようだ。火災の怖さ、自然(強風)の怖さが出た。
宿場町特有の道路で、初期の消火活動が思うように進まず、140棟に延焼したとのこと。
昭和51年には山形県酒田市中心部で発生した"酒田大火"、平成14年には北海道稚内市内中心部で半日近くにわたって延焼し、31棟が全焼するなどの被害が出たことは私の記憶に新しい。
きょうの糸魚川火災のテレビ中継を見ていて感じたことだが、阪神淡路大震災や東日本大震災のあとの大火災を思い出した。
地震、雷、火事・・・いずれも怖い。だけど火事の発生は防ぐことはできる。
テレビ・ラジオから、繁華街では賑やかにクリスマスソングが流れ今年も残り少なくなって来た。
被災された皆さんは、着の身着のままで避難した人が多かったようだ。避難所では、家を焼失してしまった多くの方が途方に暮れて不安な夜を過ごしていることと思う。
特に、歳末の火災は新しい年への希望を絶ってしまう。
被災された皆さんにお見舞いを申し上げる。