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防災の日に思う

2016年09月01日 | Weblog

9月1日は『防災の日』、南海トラフ地震を想定した政府の訓練など各地で防災訓練が実施された。

東日本大震災(2011年3月)、今年4月の熊本地震、ここ数年多発する豪雨災害で国民の防災意識は高まっていると思う。

訓練には36都道府県で約99万8千人が参加したということだが、災害に備える大切さを実感していたようだ。

今回の台風10号による岩手県や北海道の豪雨災害は高齢化社会を象徴する災害として心が痛む。グループホームの常務理事がインタビューで、水位の上昇が予想外に早く、手の施しようがなかったなどと話していたが、自然災害の恐ろしさは計り知れないことを教えてくれた。

訓練では想定できることを実際に行うが、昼間の訓練実施で、夜間や未明の災害には対応が後手後手になったり停電などで灯りがない不安な状況での避難、待避となる場合も多い。

各自がどんな状況になっても機敏に対応できる訓練を積み重ね、早目早目の避難で災害から身を守るようにしてほしいものだ。

ところで、岩手県が、平成22年度に、小本川が氾濫した場合の浸水想定区域図を作成したものの町に提供されず、住民の避難場所などを示す町の洪水ハザードマップが作られていなかったことが分かった。県は、作成の直後に起きた東日本大震災で混乱していたため提供できなかったとしている。(NHKニュースより一部抜粋)

その昔は、"災害は忘れたころにやって来る"と言われてきたが、現代はそうでもない。災害に真摯に備え、一番大切な命を守るよう日頃から非常時対応の備え(訓練など)を十分にしておく必要があると痛感した。

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