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市民マラソン

2012年02月05日 | Weblog

東京マラソン、大阪マラソンなどの市民が多く参加するマラソン大会がここ数年大変盛んになっている。

きょうは香川丸亀国際ハーフマラソン、別府大分毎日マラソン、愛媛マラソンと知っているだけで3つも行われた。

うどん県の骨付鳥市(香川県丸亀市)で行われたハーフマラソンは、マラソンの半分の距離21.0975kmで競う。フルは厳しいがハーフだったら・・・という人がなんと1万1600人ほど参加し、中にはあの埼玉県庁の川内優輝選手も出場した。順位は27位だったが、自己ベストを22秒縮め、1時間2分18秒。次の東京マラソンに期待をつないだ。それにしても、約1万1600人の参加はすごい。

そして、今年50回の記念すべき大会だった愛媛マラソンには7000人余りが参加。“湯ったりオレンジロード”のキャッチフレーズのもと、市民ランナーや招待選手などが思い思いのコスチュームで伊予路を走った。Qちゃんこと高橋尚子選手や元ヤクルト監督古田敦也さん、地元から土佐礼子選手も出場し、大いに盛り上がった。

この大会は年を追って出場希望者が増えている。インターネット申込みで開始早々1万人を超え、抽選で7000人が走る権利を得たということだが、地方のフルマラソンで7000人余りが走るのは壮観だった。

そして、南海放送テレビが6時間余りテレビ実況生中継した。登録の部、市民マラソンの部のそれぞれをテレビ・ラジオ・インターネットで応援メッセージや選手の表情をまじえ完全生中継した。

高橋尚子選手は、見るスポーツから走る楽しさをと6800人とハイタッチしたと話していたが、6646人の完走した人たちはフィニッシュで手を高く上げるなど、その喜びを笑顔で嬉しそうに表現していた。

朝の散歩をしていると、80歳ぐらいのお年寄りが、「きょうは愛媛マラソンの日ですねぇ」と声を掛けてきた。それぐらい市民に親しまれ、ランナーと市民が一体となったマラソン大会だった。演出過剰気味の大都会の市民マラソンとは違い、お遍路さんのおもてなしの心と温もりが十分に感じられる名物マラソン大会に成長してきたような思いがした。

市民ランナーのみなさん、ボランティアのみなさん、長時間お疲れさまでした。

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