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子どもの食育

2010年05月29日 | Weblog
内閣府がこのほど『食育白書』を発表した。

それによると、小学生の頃に規則正しい食事習慣を身につけた人ほど健全な食生活が出来る人を育てる『食育』への関心が高いという。
http://www8.cao.go.jp/syokuiku/data/whitepaper/index.html  (内閣府食育白書)


私たち戦後間もない生まれの人間は、子どものころ、お腹が太ればよいだけの食べ物しか親から与えられなかった。また、ひもじい思いをしたこともあった。

が、しかし、現代はどうだろう。
食べ物が溢れ、満腹になりすぎることが当たり前になってしまっている。食べたいものは安く多く手に入れられるじだいになってしまった。

調査では20歳以上の5000人にアンケートしたところ、小学生の頃に『1日に3回、決まった時間に食事をしていた』と答えた人の7割あまりが食育に関心があると答え、決まった時間に食事をしていなかった60%近くが食育に関心があると回答した。そして、調査では、食育は、生活習慣を家庭だけの問題とせず、社会全体で取り組むことが大事だと述べている。

『龍馬伝』を見ていると、あの時代の食事は家族が揃って食べるシーンがきちんと描かれている。貧しくても食事だけは家族が揃って出来るというのは、日本だけでなく海外の国でも当たり前のこと。

コンビニでレンジで温めてもらった弁当などのファストフードを、立ち食いする光景が良く見られるが、やはり、出来れば家族が団欒しながら食事するようにしたいものである。

それが将来の日本を元気にし、小さい頃の子どものしつけなどにつながる『源』になるのだろうと思う。
コメント
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