それはオリンピック発祥の地から

アメリカのサブプライムローンショックが一息ついたと思ったら、オリンピック発祥の地ギリシャが財政危機だ。

アテネからの映像を見ると、財政破綻してしまったギリシャ政府に対し、市民の不満が爆発、無政府主義者が市民を巻き込んでの暴動が市内各地で起っている。

ＥＵ各国はギリシャの経済破綻で大いに揺れて、安全だろうと言われていたユーロがぐらぐらときている。

ギリシャ文明の歴史と伝統を引き継いできたこの国の政府がなぜこのようになったのか？奥深いものがあるようだ。
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100507k0000m030092000c.html←このページを見ると少しは参考になりそうだ。

いま、経済は世界規模で動いていて、ギリシャの経済不安はその日のうちに、大型連休明けの日本株にも影響を与え、東証日経平均株終値は前週末比３６１円７１銭安い１万６９５円６９銭で、３月上旬以来約２カ月ぶりの低水準となった。

「ヨーロッパ株は大丈夫」と言っていた投資家の方には衝撃を与えている。

安全なのは何だろうか？

これからは、慎ましやかな生活を心がけていかないと、限られた収入しかない私たちに明日はなさそうだ。