人と話をするときに、見下した目つき、見下した話し方だと相手は構えてしまう。警戒するのである。
今回の小沢幹事長はその典型ではないだろうか。あの、気持ち悪い作り笑いの笑顔?、「私が一番でないと気がすまない」表情。テレビニュースを見ていて、なんとも不遜な?態度は、国民の一人としてどんなに素晴らしい政治家であろうと、許しがたい。実力がある人は(能ある鷹は)爪を隠すはずなのに、やはり、テレビ時代の政治家ではなさそうだ。テレビメディアの怖さをご存じないような感じだ。
その昔、佐藤栄作首相が、「新聞記者は出て行って・・・・」と言って事実を正確に書いてくれない新聞記者には話がしたくないと物議を醸した事があったが、テレビメディアは実映像、実音声で忠実に伝える。特に、ハイビジョンカメラの映像は細かい顔の表情まできっちり映し出す。だから、今夜のテレビニュースが伝える、党大会で発言した小沢氏の表情は厳しそうで唇をかみ締めた映像は、笑顔まで帳消しにする厳しさを漂わせていた。
総理にまで「戦います」と宣言し、検察と対決姿勢を顕にした。
この人は、自民党で田中元総理、金丸元副総理の薫陶を受け育ってきた人だけに、民主党というものの、仕事の仕方は自民党寄りだろう。政治手法も少し古いと感じさせる時がある。
建前は「国民の生活が一番」とはいうものの、どうも本音は「国民の生活よりは自己不動産買い集め」が好きだとマスコミに揶揄されたりしている。
検察が秘書や元秘書ら3人を逮捕し、いよいよ天王山といったところだが、小沢さんが打つ次の手は・・・?
18日開会する国会期間中どのような展開があるのだろうか?
自民党はじめ野党がしっかりしていないと、豪腕がどんどん吠えるぞ~!!