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大型家電店戦争

2009年11月01日 | Weblog

大型家電店の競争が激しくなってきた。

人口50万人あまりのこの町にY電器、K電器、D電器、B電器、そして、先月末からKs電器が新規参入した。Y、K電器は郊外店のはしりで、D、B電器は市内中心部と郊外にも大型店舗を構えている。それぞれがテレビラジオのCMや新聞折込チラシなどで顧客を集め健闘している。

今回新規開店したKs電器は、中心部から郊外へ抜ける絶好のロケーションにありスーパー、マンションなどが共存する交通便利な場所に開店した。

物見遊山で昨日夕方でかけてみた。周辺の道路はかなり混雑し、オープン記念セール開催中とあって大勢の客で賑わっていた。・・・・この不況なのに、大型液晶テレビやパソコン、携帯電話などを買い求める若いカップル、ナイスミドルの夫婦連れ、さらには3世代のファミリーが訪れ店内は大賑わい。駐車場の入り口や出口ではガードマンが汗だくで交通整理に当たっていた。

実際、確かに掘り出し物が多い。最初は価格がどうなのかと入ったが、滅多にこの値段にはならないだろうと思う「人感センサーつきLEDライト」「ヘルスメーター」「電波目覚まし時計」「電気かみそり」「鼻毛カッター」などセール用の小間物が通路真ん中のワゴンに定価のほぼ半額で積まれてあった。

PC関係の掘り出し物は・・・・最後に行き着いたのがパソコンコーナー。ここで私が買ったものはマイクロソフト製ノートブック用ワイヤレスマウスだけだった。

やはり、家電店のPCコーナーは、専門店に比べパーツ類や自作品の品揃えが思ったより少ない。ただ、既製品のノートPCやメーカー製の周辺機器は、オープンセール期間中、価格を安く設定していて、お買い得品は多く揃えられていたが、売り切れている物もあった。家電店にそれを期待するのは的外れだろう。

10年程前から、この街には大型家電店が次々と進出したことで各店が競い合い、良い意味での競争力が付いて来たため、我々消費者は少しでも安い価格で購入することが出来るようにはなった。

しかし、大型家電店の一部には、所謂“売りっ放し店”との噂を聞く店もある。昔と比べ、電気製品はあまり故障することがなくなったから心配は不要だが、メーカー保証に頼り、売り上げだけを追求する商いの時代は既に終わってしまったのではないだろうか。

いつの時代でも商いは、信頼や信用を大切にしていかないと成り立たないはずだ。

この店は、チラシに5万円以上のテレビはメーカー保証を含み「5年間無料保証」を謳っているが、売るほうは沢山売るだろうが、買うほうは1台しか買わないのだから、気持ちとしてそのことを忘れないようにしていただきたいものである。

この街には、今月、もう1店、Y電器の大型家電量販店がオープンし、ますます、この業界の競争は激化する。値段とともに保証も争ってもらいたいものだ。

 

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