光山鉄道管理局・アーカイブス

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偉大なる凡庸のそれから・EF65編

2017-02-17 05:26:49 | 車両・電気機関車
 数年前から断続的にこのブログで書いてきている「偉大なる凡庸の系譜」シリーズ。
 第一回でED75を取り上げてからもう5年近くになります。

 ですが、それから5年ほどの間に構成にそれなりに変化を見せた機種もいくつかあったりして来ましたし、読み返してみると初期の頃には書き足りなかったポイントもあった事に気づかされました。
 今回はそうした変化のあった機種の補追もかねて「それから5年」を振り返ってみたいと思います。

 第一回はEF65から

 私の手持ちではEF65は特に500番台のラインナップは殆どKATO製品の独壇場です。
 もうすでに10両近くになりますか。5年前からくらべても2,3両増えている筈です。
 ただ、その増え方の特異な点として「選ばなくても勝手に増えてゆく」と言う他の機種にない特徴があります。

 これがどういう事かと言うと「箱入りのジャンク品をまとめて入手したりするとその中に必ずKATOのEF65が居る」という事だったりします。この種の玉手箱(と勝手に呼んでいる)は大概の場合年季の入ったユーザーさんが何らかの事情で纏めて手放すパターンが多いと思われるのですが、そう言うユーザーにとってもっともポピュラーに入手しやすい機種、使い勝手の良い機種がEF65だったという事が言えるのではないでしょうか。

 してみると「偉大なる凡庸」と言うのは一人私だけの話でなく、ある世代以上ののNゲージャーにとっても同じことが言えるのではないかと思います。お蔭で「アゴワレの500番台ばかりが無闇に多い」という事にもなってしまいましたが。中にはごく初期のモデルである、EF70のスカートを履いたモデルもあったりします。

 そうやって増えたEF65ですがそのうちの2両は3年ほど前に腕試しの意味も込めて0番台にリペイント・ディテール追加などを試したりしましたし、持っていなかった仕様違いはそのままラインアップに加えたりもしています。

 一方でEF58やED75はその後16番のモデルも増備されているのですが、EF65については1000番台のアリイのプラモデルが1両居るのみで、運転に供する事の出来る機種はありません。


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