光山鉄道管理局・アーカイブス

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鉄コレ第25弾から・近鉄820系のはなし

2018-07-31 05:31:53 | 車両・私鉄/民鉄
 今回は鉄コレの埋蔵金編成(箱買いしたけれど私の本命から外れていたモデルの事)から一席。
 昨年暮れに出た第25弾の近鉄820系です。

 私の手元にある「には私鉄電車プロファイル」にもこの820系の2連のイラストが掲載されています。
 それによると1961年に奈良線に登場した18M級2連固定ユニットで当初は2ユニット4連で特急に使われていたそうですが、後に京都・橿原の両線に転出、京阪へも乗り入れ他という錚々たる経歴の持ち主だったようです。

 私個人の印象では近鉄というとどうしてもビスタカーとかあおぞら号なんかに代表される「標準機の大型デンシャ」のイメージが強いのですがこの820はそうした印象とは異なり短編成でも結構様になる近代的な中型車という趣です。前から見るとややほっそりして見えるプロポーションも独特ですが、それでいて近鉄のデンシャらしい個性も同時に感じさせます。
 
 最終的には狭軌の860系に改造され伊賀線に転出、後に伊賀鉄道に貸与という形で2011年まで運用と、履歴を見るだけでも結構波乱の多い車歴だったようですね。
 因みに伊賀鉄道の仕様ですがこれも鉄コレの事業者限定品としてリリースされていた事があり、それをなぜか岩手に帰省の折に入手した事があります(本当になぜ!?)
 その時はまさか原型の820が通常品の鉄コレで出るとは予想していませんでしたが、9年近く経ってそれが実現したのですから気は長く持って見る物ですね(笑)

 伊賀鉄の新塗装もそれなりに好きなのですが、近鉄時代の単色のカラーリングもシンプルな所が好きです。
 2連の組み合わせで短編成でも十分に様になりますし。


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