

先日に引き続いて、今年最初のひとり運転会のはなしから。
今年最初の当鉄道の業務のひとつが「あちこちにばらけて収蔵されていた貨車の整理」だった事は先日触れましたが、貨車をジャンル毎、形式毎に整理したので専用列車の編成は以前よりも容易になりました。
いずれも時間をかけて数を揃えた編成でもあるのでこの機会に走らせてみようかと。

トミーナインスケールのセム8000はこの趣味の再開時から時間をかけてちょこちょこ揃えた貨車のひとつです(その理由についてはいずれ語る事もあるかと思います。TMSの1000号も目前ですしw)
なんとか9両まで揃ったのとマイクロのセフ1も入手していたので今年最初の入線蒸機であるNr208(このロコについてもいずれまた)に牽かせて石炭列車を洒落込みました。
ナインスケール版のセムは実車に比べてやたら伸びやかなフォルムが特徴で、後尾に繋いだセフが貧弱に見えるほど。
なので限りなくフリースタイルに近い貨車なのですが、外国型のEテンダー蒸気には逆に違和感なく似合うと思います。

Nr208の走りもテンダードライブなのに不思議とどっしりした走り味を見せます。

今年の初入線で2両が増備されたレサ10000。
こちらもじわじわと増備して来た貨車のひとつで、KATOの旧製品ながらもレムフ込みで9連まで来ました。実車の方は11連くらいが標準らしいですが、うちのレイアウトのサイズとのバランスから言えばこれくらいの長さでも十分と言えます。
(レサ5000も無理やりねじ込めば14連まで行けますがw)

こちらの牽引機はKATOレサの発売時期にごく近いロコという事でTOMIXのEF66初代モデル。テールランプのレンズをユーザーがはめ込む「赤出目金(と私が勝手に呼んでいる)」の仕様です。
こちらも年式相応に草臥れてはいるものの意外と力強い走りを見せてくれました。

今回の貨車のジャンル毎の整理で、専用編成に関してはかなり手軽に運転ができるようにはなりました。ですが一方で昔ならではの「混結編成」を組むのは逆に手間がかかりそうな感じになっていて痛し痒しです。
まあ、最近はKATOやTOMIXまでもが「あの頃の混結貨物列車セット」みたいなのを続々出していますからビギナーには良い時代になったとは思いますが、わたしみたいに「キャリアの長さだけに物を言わせて1両づつ貨車を増やしてきた様なおっさん」にはそれもまた寂しい気もします。