私が普段上京する時は大概の場合クルマか普通列車を使うのが常です。
これは専らコストの問題が大きいのですが、先日急遽の代打出張の折管理部から「回数券が使えなくなるから」と言う理由で切符を頂く事になったので、普段なかなか使わない特急列車での上京をする事になりました。
同じ特急電車でも帰省の時なんかと違い、家族連れでない一人旅気分、久しぶりに大名旅行(我ながらなんてチンケなw)を堪能しました。
前夜に買いこんでおいた車内用のワインとおつまみ。
パッケージがなんだか宇宙食みたいですが味の方は悪くありません。
今日一日車を運転しないことが分かっているし、普通列車ほどに周囲に気兼ねが要らないが故の役得ですね。
今回使った特急車両はE257系。そろそろ引退してE353と切り替わる予定の車両なのですが、室内の垢抜け感は今でも一級品と思います。特にトイレなどはヘタなホテルよりも洒落ていて、もしトイレで特急を選ぶなら私は間違いなくこれを選びます(爆笑)
因みに後継のE353はこれに比べるとインテリアデザインに愛想がありません。
先日の雪が残る田園地帯を抜け、一路東京へ。
この雪景色、以前私が作ったレイアウトの「葉純線」の雪の積もり方によく似ています。
私の故郷でこういう積りかたをするのは3月下旬か4月の初め頃な事が多いのですが、2月の頭にこういう雪景色を見るというのは東京ならではの気候と感じます。
ワインの後はコーヒーとケーキ。私の列車旅としてはこれだけでも十分贅沢です。
特急の車内販売のコーヒーは意外に美味しいですし、機内食よりも愛想がなさそうなケーキも風景を眺めながら食べるのとでは気分が違います。
およそ二時間半で目的地に到着。
このデンシャに乗れるのもあとわずかです。
帰途は257の後継のE353。そろそろバトンタッチも近いですね。
もう一回くらい乗りたいものですね。できれば仕事抜きで。