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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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「DD13旋風」は止まらない(大汗)

2017-06-28 05:54:45 | 車両・ディーゼル機関車
 今年の上半期はDD13、C11とKATOとTOMIXのガチンコ勝負の如きリリース合戦がわたし的ムーブメントになっていたのですが、この旋風、未だに留まるところがなかった事を思い知らされています。
 今回はそんな話から。

 先日のことです。

 とある中古屋さんで私の前にいたお客さんがカウンターの試走線路で走らせていたモデルに「これは走らない、ダメだ」と言って店員さんに返している光景を目にしました。
 その時はよくある光景と思い、気にもとめませんでしたが、私の番が来てカウンターに目をやってそのモデルが少し気になり出しました。

 ものはDD13。
 前述の通り今年に入ってKATO、TOMIXと相次いでリニューアルモデルを入線させている機種です。

 一見してKATOの旧モデルかと思ったのですがよく見ると当時は存在しなかった初期型なのです。
 しかもボディがどことなくブラス臭い。
 これはかつて出ていたタケモリモデルの仕様ではないかと気づきました。

 早速店員さんに頼んで試走させてもらうと確かに後退時に引っかかりやすい走りでした。

 ですが前進では意外とスムーズです。少なくともモーターが回るところまでは大丈夫の様でした。
 ギアの割れなどの要因も考えられますが、多少の調整でこれ以上の走りにはできそうだと判断して財布を開きました。

 お値段は2千円ですがタケモリの仕様でこの値段なら悪くはありません。
 手すりまわりの細さはブラスならではですし、ブラスゆえの肉薄が好ましい車体の造形についても同様。
 見た感じではナインスケールとKATOのリニューアル品をつなぐミッシングリンクの様な雰囲気です。

 聞くところではこれのプラ造形版が現行のマイクロ製品らしいとの事ですが。
 少なくとも動力ユニットはそのまま使われたと聞きます。

 帰宅後の足回りを清掃し潤滑オイルをギアに注油してから試走させてみると店頭よりもさらに走りが良くなっていて一安心です。

 ところで今回のDD13と近く触れる某中古モデルについて少し考えさせられる事もあったのでそれについては次の機会に触れたいと思います。