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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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「松尾鉱業鉄道のED502」だったロコの入線

2014-01-16 20:31:28 | 車両・電気機関車
 ここ最近入線した機関車の中でかなりのサプライズ度のロコです。
 ワールド工芸の秩父デキ108…いや、「松尾鉱業鉄道のED502」と個人的には呼びたいところです。


 このロコのリリースは以前から知ってはいたのですが如何せん予算の都合で躊躇しているうちにモデル自体がさっさとなくなってしまった(涙)と言う経緯のあるものでした。
 先日ようやく中古品を某所で見つけたものです。
 ただ、お値段は・・・「新品よりは安いけど・・・」と言ったレベルです

 松尾鉱業鉄道のED50は岩手で唯一の直流1500V電化がされていた同鉄道末期の主力機でした。
 その後同鉄道の廃止に伴い僚機と共に秩父鉄道へ譲渡されデキ108となったものです。

 青地に白い帯のボディカラーは元々は松尾鉱山鉄道のオリジナルカラーだったのですが向こうで気に入られたのか、以後の秩父鉄道の電機が揃ってこのカラーリングになったと言う曰くがあります。
 当のデキ108自体も最初は秩父カラーの茶色になったのを後から元の色に戻されたという履歴があるそうです。

 さて、秩父の電機と言うと当レイアウトでは既にデキ300が入線していますし、それらに似合うヲキ、ヲキフの編成もありますからデキ108が加わっても問題のない環境ではあります。
 それらを比較してみると秩父オリジナルのデキ200や300が角を丸めたまろやかなボディなのに対してデキ108はカクカクした武骨なボディなのがまず特徴的です。
 更に前面窓の廂(つらら切り?)など随所に「岩手の機関車」っぽさをも感じさせます。
 ある意味鉱山鉄道の機関車らしいデザインともいえ、悪い印象はありません。

 こうしたデザインのボディはデキ200や300よりもブラスのボディの相性が良い様で、実にかっちりと再現されていますしディテーリングもバランス良く上品にまとまっています。一言でいえば「ゴテゴテしていない」ですね。
 走行性はKATOやTOMIXほどスムーズではないですが必要にして十分。何より140Rのミニカーブもすいすい行けます。

 ワールドの製品と言う事で、飾ってもそこそこ楽しめましょうが、私としてはこいつを棚機線や葉純線などの小型機に似合う風景で活躍させたい、特に冬景色をバージョンアップさせた葉純線で運行させてありし日の松尾鉱山鉄道の雰囲気に浸りたい。

 そういう気持ちがこのロコを買わせました。
 殆ど衝動以外の何物でもないのですが(大汗)

 で、あんまり嬉しかったので屋外撮影などもやってみたりします。
 ブラスボディのロコの真骨頂は屋外撮影かもしれません。質感が非常によく出る気がします。

光山鉄道管理局
 HPです。

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