
お盆の午後の話です。
夕方からの用事にまだ間があったので手持ちの車両をいくつか走らせようと引っ張り出しました。
その中のある電気機関車(M社のEF-XXとでもしておきましょうか)をレールに乗せてパワーパックのレオスタットをひねり・・・
ヘッドライトは点灯するのですがうんともすんとも言いません。全くの不動状態です。
これまでここまで走らなかった例がない訳ではないのですがこういう場合、大抵は接触不良というよりも駆動系の問題であることが多かったので分解・確認することにしました(無謀)

ばらした際の写真は上げませんが取り出したモーターに通電するとどうにか回ります。
台車周辺をチェックすると妙に粘度の高そうなオイルがこってりと(笑)
やはり駆動系の固着と見たのですが、あいにく手元には洗浄剤もグリースもなし。だめもとでやむなく組み直して再度確認したところとろとろとですが動き出しました。
完動品ほどスムーズとは行きませんがとりあえず仮説は立証された訳です。
ですがここまで確認するのに小一時間(汗)
この動力、構造は以前改造した他社の電気機関車のそれと似ていたこともあって状況把握にはまごつきませんでしたがやはり精密機械である事には変わりなく組みなおしには慎重さが要求されると感じました。
少なくとも「用事が迫っている精神状態でやるべきことではない」という事だけは実感しました(笑)
このままでほっとくのも何ですから近いうちに本格的なオーバーホールが必要です。洗浄剤とグリス、オイルを用意して本格的にかかるつもりです。
今回の経験を生かせれば今後の同種のトラブルへの対処やメンテナンスの充実にもつながる訳ですし。

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