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武産通信

東山三十六峰 月を賞で 雪を楽しみ 花に酔う

香取神道流居合 草薙之剣 

2016年05月24日 | Weblog
 天真正伝香取神道流居合  表之居合六ヶ条

 草薙之剣

一、気合の充実と共に左手は鯉口を切りつつ右手に柄を握り静かに八寸程抜き、

二、右足半歩進め左膝と腰を立てて裂帛一声敵の脛に向いて横薙ぎに切り込む。但し止める位置は残らず過ぎずを旨とす。

三、左膝を右足踵に引着けつつ刀を左に巻き右足半歩進めつつ上段より切り下げる。

四、刀を右に巻き右足稍々開きつつ上段より切り下げる。

五、右片手に太刀を目の前横一文字に構左手四指でハバキの部より物打の部迄のシノギの部分を払らうが如く引き鳥居の構へとなる。次で

六、左手甲を額部に当て右手を正面に下げ刀を縦一文字にとる。

七、右手で刀を上段に突き上げ左手は柄に帰つて上段より切り下げて残心、但し刀は水平を限度とす。

八、血振りして納刀腰を落し両手を膝に帰して居合腰のまま正面を向き呼吸を整へて終る。

・血振  左手で柄頭を軽くにぎり右手で刀を手の内で左に小さく回転せしむ。

・納刀  血振の後右手を逆に持ち替へ左手を鯉口に返へし刀を左肩に刃を上に向けてのせ静かに前に引出し鯉口をミネに合せて静かに納刀し腰にもどす。
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