
武道と俳句 四 秋水百句
卯月八句
花曇奉納演武の気合満つ
道場の窓いっぱいの春惜しむ
悠然と坐して山見て春惜しむ
老木と雖盛りぞ藤千房
武の道の落花は風に逆らはず
大阿闍梨逝く庭に白い蝶
8の字に蜂はめぐりてわらべ唄
水占の貴船は朧紬の手
卯月八句
花曇奉納演武の気合満つ
道場の窓いっぱいの春惜しむ
悠然と坐して山見て春惜しむ
老木と雖盛りぞ藤千房
武の道の落花は風に逆らはず
大阿闍梨逝く庭に白い蝶
8の字に蜂はめぐりてわらべ唄
水占の貴船は朧紬の手