植芝盛平翁 伝書
四十八、 手(片手)
受 左手で相手の右手頸を掴む
仕 左足から相手の前へ進め同時に右手相手の首の前へのばし右足相手の
後へ踏み込み左手で相手の右手押へて右真下或は後方へ押倒す
左手で持ち替へ右手で相手の首を抱え込んでもよい
四十八、 手(片手)
受 左手で相手の右手頸を掴む
仕 左足から相手の前へ進め同時に右手相手の首の前へのばし右足相手の
後へ踏み込み左手で相手の右手押へて右真下或は後方へ押倒す
左手で持ち替へ右手で相手の首を抱え込んでもよい
気勢を充実し足を六方に開き半身入身合気の姿勢を以て敵に対す・・・足の踏み方は外六方、内六方及ぴ外巴、内巴あり。
動作の終わりし時は足は常に六方に開き・・・敵に正対するは隙多きを以て不利とする。
日々の練習に際してはまず体の変更より始まり遂次強度を高め・・・体の変化後爾足を六方に開き姿勢を安定せしむるを要す。 (植芝盛平「武道」昭和13年)
合気道は体の捌きを以て極意となす。
敵に隙を与えず転進するには、アジロ型、S型、8型と三つの動きあり。
敵体勢変化と同時に裏三角頂点に進むなり。敵体勢乱れたる折には、表三角、裏三角と心を恵み転ずるなり。之、8の恵みなり。 (田中万川「合気道神髄」昭和48年)
武は神の御姿御心より出で真善美なる我建国の一大精神なり。
夫れ武術は皇国の道に起り百事神と人との合氣より言霊表現の誠を以て基準と為し誠の心即ち大和魂を更に体に練及し誠魂の練磨統一と其の魂を以て肉身の統一を計り心身に寸隙なき心魂一如の統一を以て誠の人を作るを以て目的とす。 (植芝盛平「武道練習」昭和7年)
気合は相手の心に動揺を与えるにある。
気合一声を以って相手を一飲みにする。
気合によって相手を我がものの自由となす。
気合の一声は音感の響きとなり波となりて感応し、山彦となって返り咲く如くなすなり。
気合によって体内に響きを与え正道なる道を開くににある。
気合一声により先々の空の頂点に恵みを与える。
気合によって相手の呼吸に合することを得る。
気合は呼吸の乱れぬよう注意すべし。 (田中万川「合気道神髄」昭和48年)
己が身にひそめる敵をエイと切りヤアと物皆イエイと導け 植芝盛平
動作の終わりし時は足は常に六方に開き・・・敵に正対するは隙多きを以て不利とする。
日々の練習に際してはまず体の変更より始まり遂次強度を高め・・・体の変化後爾足を六方に開き姿勢を安定せしむるを要す。 (植芝盛平「武道」昭和13年)
合気道は体の捌きを以て極意となす。
敵に隙を与えず転進するには、アジロ型、S型、8型と三つの動きあり。
敵体勢変化と同時に裏三角頂点に進むなり。敵体勢乱れたる折には、表三角、裏三角と心を恵み転ずるなり。之、8の恵みなり。 (田中万川「合気道神髄」昭和48年)
武は神の御姿御心より出で真善美なる我建国の一大精神なり。
夫れ武術は皇国の道に起り百事神と人との合氣より言霊表現の誠を以て基準と為し誠の心即ち大和魂を更に体に練及し誠魂の練磨統一と其の魂を以て肉身の統一を計り心身に寸隙なき心魂一如の統一を以て誠の人を作るを以て目的とす。 (植芝盛平「武道練習」昭和7年)
気合は相手の心に動揺を与えるにある。
気合一声を以って相手を一飲みにする。
気合によって相手を我がものの自由となす。
気合の一声は音感の響きとなり波となりて感応し、山彦となって返り咲く如くなすなり。
気合によって体内に響きを与え正道なる道を開くににある。
気合一声により先々の空の頂点に恵みを与える。
気合によって相手の呼吸に合することを得る。
気合は呼吸の乱れぬよう注意すべし。 (田中万川「合気道神髄」昭和48年)
己が身にひそめる敵をエイと切りヤアと物皆イエイと導け 植芝盛平