含珠焼「白磁珈琲具(含珠焼珈琲具六人揃)」東京国立博物館蔵
幻の含珠焼(2)
明治26年(1893)、米国で開かれたシカゴ万国博覧会で特別名誉金賞牌を受賞する。その審査報告には「日本佐賀樋口治實ノ出品ニ係ル、純白透明ナル小形ノ陶器ニ、花鳥ノ模様ヲ写真セシ透明ノ態、意匠頗ル美且妙ナリ」と記されている。
写真は、東京国立博物館に所蔵されているシカゴ万国博覧会に出品された含珠焼「白磁珈琲具(含珠焼珈琲具六揃)」。白磁に精緻な文様が光に透かされて美しい。
資料:Photo / Higuchi Haruzane
http://blog.livedoor.jp/momo2011/archives/2889098.html