武産通信

東山三十六峰 月を賞で 雪を楽しみ 花に酔う

合気道技法(151)

2014年02月23日 | Weblog
 植芝盛平翁 伝書
 
立取

第ニ条  右肩ヲ左ノ手ニテ打事

第ニ条  取放シノ事 
       左手ニテ目カクシヲ打右手ニテ敵ノ臂ヲ打左ノ手ニテ敵ノ手首ノ上ヨリ上ゲ
       右手ニテ水落ヲ突キ右ノ足ヲ敵ノ左ノ足ヨリ右ニ入レ敵ノ手首ヲ右ノ手ニテ
       摑ミ直ス事

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合気道技法(150)

2014年02月16日 | Weblog
 植芝盛平翁 伝書
 
立取

第一条  右手ニテ横ヨリ打事

第一条  敵ノ手首ヲ内ヨリ左手ニテ摑ミ目カクシヲ打敵ノ右手ヲ左ニ下ゲ左足ヲ敵ノ右
       ヨリ左ニ入敵ノ手首ヲ両手ニテ摑ミ頭上ニアゲテ右ノ足ヲ後へ引テ投ル事

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軍師 黒田官兵衛(3)

2014年02月09日 | Weblog
 黒田家伝来 国宝『圧切長谷部(へしきりはせべ)』

 黒田官兵衛(如水)が、毛利攻めへの協力を織田信長に申し出た際に、信長から授けられた名刀。 

時代  南北朝時代
造込  極端に浅い反りの姿。
     鎬造り、庵棟、身巾広く重ねややうすく、反り浅し
鍛   板目流れで、よくつみ、地沸つき、地景入る
刃文  沸き立つ刃文。
     皆焼(ひたつら)、下半大乱れの皆焼、上半はのたれに小乱れが交った皆焼
帽子  大切先。
     乱れ込んで丸く返る
彫物  棒樋、切先下がる
中心  大磨上、先刃上栗尻、鑢目(やすりめ)は切、目釘穴四
銘   無銘、金象嵌表「黒田筑前守」裏「長谷部国重本阿(花押)」

【由来】
 黒田家旧蔵の『黒田家御重宝故実』には、「圧切御刀 弐尺壱寸四分 長谷部国重一名半阿弥 信長公御時クワンナイと云茶道坊主を手打にし給ふ、台所へ逃行、膳棚の下ニかゝミけるを、振上切給ふ事成難刀を指入てへし入給ふに、手に不覚切落し給ふ、是より圧切と名付らる、信長公より如水へ被遣と云々、本阿弥の名物記にも長政公御拝之(ママ)由也」とあり、圧切の名称の由来が記されている。
 また『名物三作』には、「松平筑前守殿 ヘシ切長谷部長サ弐尺壱寸四分 無代(ママ) 五百貫代付 信長公御所持 御茶道観内ト申者御敵対仕事 有之ニヨリ御手討ニ被成御膳棚の下へ隠レケルヲヘシ切ニ被成候故名付大切物也 羽柴筑前守様ト奉申時秀吉公より被進黒田長政殿拝領重宝也」とあり、羽柴秀吉から黒田長政が拝領したことになっているが、これにはつぎのような後世の附箋がついている「ヘシ切 国重ハ小寺政職ノ使トシテ孝高公信長ニ面会ノ時中国征伐ノ献策ヲ賞シ与ヘラレタルモノニテ秀吉ヨリ長政公拝領ニハアラス」本阿弥家の誤伝なりと、織田信長から黒田官兵衛が拝領したと記されている。
 作者の長谷部国重は南北朝期を代表する山城国(京都)の名工。

写真:黒田家伝来『圧切長谷部(へしきりはせべ)』/福岡市博物館蔵

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植芝盛平伝(9)

2014年02月02日 | Weblog
                               言 霊 の 行 (ことたま)

 合気道開祖植芝盛平翁の神事

 天の浮橋に立ちて木剣を持った植芝盛平翁の神の聲。乾(いぬい)、巽(たつみ)、坤(ひつじさる)、艮(うしとら)と四方を払う禊の太刀。

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