2012年5月21日。京都で282年ぶりの金環日食が見られる。
金環日食とは? 月が太陽に重なった時、月の見かけの大きさが太陽よりも少し小さいため、太陽がはみ出して金色の環となって見える日食。
この金環日食は、日本では次回2030年まで見ることができない。
【京都で金環日食が見られる時刻】
食の始め 6時17分41秒
金環日食の始め 7時30分00秒
食の最大の時刻 7時30分35秒
金環日食の終り 7時31分09秒
食の終り 8時55分17秒
【安全な観測方法】
・『ピンホールを利用する』 厚紙など、光を通さない薄いシートに小さな穴を開けて、日食中の太陽の光を当てる。すると、穴を通って影の中に映った太陽の光が、欠けた太陽の形になっている。これは、ピンホールカメラの原理。
・『木漏れ日を見る』 木もれ日も、ピンホールと同じ原理で、葉の間を通ったそれぞれの光が太陽の形になる。
・『手鏡で映す』 大きさが10センチ程度までの鏡で太陽の光を反射させ、反射させた光を建物の壁などに映す。壁からは、鏡の大きさの約200倍以上離れること。鏡の大きさが10cmであれば、壁からは20m以上離れる必要がある。壁から十分に離れると、鏡がどんな形をしていても、壁に映った太陽の光が丸く見えるようになる。この丸い形が、太陽の形である。日食のときには、欠けた太陽の形が壁に映る。この方法も、ピンホールの原理を使ったもの。
・『日食観察グラスを使う』 日食専用として、さまざまなグラスや遮光板が販売されている。そのような製品を使えば、欠けた太陽を見ることができる。必ず日食専用のものを使うこと。一般のサングラスなどは、どんなに濃いように見えても、太陽の強い光や熱に対しては無力である。
【注意】
日食観察には危険を伴う。非常に珍しい自然現象で、安全な日食の観察法などの基本を学び、予備知識をもって観察に備えよう。
金環日食の最中も含め、どんなに太陽が欠けた状態でも、太陽をそのまま直視してはいけない。太陽の光は非常に強く、肉眼で直接見つめると、わずかな時間であっても目を傷めてしまう危険がある。
また、日食観察グラスの代わりになると思われがちな、色つき下じき、すすを付けたガラス板、色ガラス、サングラスやファッション用グラス、ゴーグル、感光したカラーネガフィルム、カメラ用のND(減光)フィルター、重ねた偏光板などを用いることは、適切な減光が得られないことや、目には見えない有害な光線が目の奥に届いて網膜を傷つけてしまう恐れがあり、たいへん危険である。これらを日食観察グラスの代わりに用いて太陽を見ないように注意しよう。 (国立天文台ホームページ参照)
金環日食とは? 月が太陽に重なった時、月の見かけの大きさが太陽よりも少し小さいため、太陽がはみ出して金色の環となって見える日食。
この金環日食は、日本では次回2030年まで見ることができない。
【京都で金環日食が見られる時刻】
食の始め 6時17分41秒
金環日食の始め 7時30分00秒
食の最大の時刻 7時30分35秒
金環日食の終り 7時31分09秒
食の終り 8時55分17秒
【安全な観測方法】
・『ピンホールを利用する』 厚紙など、光を通さない薄いシートに小さな穴を開けて、日食中の太陽の光を当てる。すると、穴を通って影の中に映った太陽の光が、欠けた太陽の形になっている。これは、ピンホールカメラの原理。
・『木漏れ日を見る』 木もれ日も、ピンホールと同じ原理で、葉の間を通ったそれぞれの光が太陽の形になる。
・『手鏡で映す』 大きさが10センチ程度までの鏡で太陽の光を反射させ、反射させた光を建物の壁などに映す。壁からは、鏡の大きさの約200倍以上離れること。鏡の大きさが10cmであれば、壁からは20m以上離れる必要がある。壁から十分に離れると、鏡がどんな形をしていても、壁に映った太陽の光が丸く見えるようになる。この丸い形が、太陽の形である。日食のときには、欠けた太陽の形が壁に映る。この方法も、ピンホールの原理を使ったもの。
・『日食観察グラスを使う』 日食専用として、さまざまなグラスや遮光板が販売されている。そのような製品を使えば、欠けた太陽を見ることができる。必ず日食専用のものを使うこと。一般のサングラスなどは、どんなに濃いように見えても、太陽の強い光や熱に対しては無力である。
【注意】
日食観察には危険を伴う。非常に珍しい自然現象で、安全な日食の観察法などの基本を学び、予備知識をもって観察に備えよう。
金環日食の最中も含め、どんなに太陽が欠けた状態でも、太陽をそのまま直視してはいけない。太陽の光は非常に強く、肉眼で直接見つめると、わずかな時間であっても目を傷めてしまう危険がある。
また、日食観察グラスの代わりになると思われがちな、色つき下じき、すすを付けたガラス板、色ガラス、サングラスやファッション用グラス、ゴーグル、感光したカラーネガフィルム、カメラ用のND(減光)フィルター、重ねた偏光板などを用いることは、適切な減光が得られないことや、目には見えない有害な光線が目の奥に届いて網膜を傷つけてしまう恐れがあり、たいへん危険である。これらを日食観察グラスの代わりに用いて太陽を見ないように注意しよう。 (国立天文台ホームページ参照)