和歌山県田辺市本宮町の熊野本宮大社で、2011年9月の紀伊半島豪雨で被災して再建していた研修施設『瑞鳳殿』が完成した。9月6日に完成式をする。
大社参道下にあった木造2階建ての瑞鳳殿は災害で、2階の床から1・3メートルまで浸水。天井が抜け、傷みが激しかったため建て直すことにして取り壊した。
新施設は鉄筋コンクリートと木造を組み合わせた2階建てで、構造は中庭がある「ロ」の字形。総床面積は1000平方メートル。1階は参拝者向けの休憩所や土産物店、中2階は神事に利用する100畳の大広間、2階に神職や関係者の寄宿舎を設けた。
災害対策を重視し、駐車場を含めた敷地を最大約2メートルかさ上げしている。平成に起きた三つの水害(1990、1997、2011年)に基づき、各階の高さを決めた。中庭にある水盤は防火用水にも利用する。総工費は4億5千万円。
尚、熊野の新宮市には「新宮に道場を建てよ」という合気道開祖・植芝盛平翁の命を受けて、弟子の故・引土道雄師範が昭和28年に創建した合気道熊野塾(須川勉道場長)がある。
大社参道下にあった木造2階建ての瑞鳳殿は災害で、2階の床から1・3メートルまで浸水。天井が抜け、傷みが激しかったため建て直すことにして取り壊した。
新施設は鉄筋コンクリートと木造を組み合わせた2階建てで、構造は中庭がある「ロ」の字形。総床面積は1000平方メートル。1階は参拝者向けの休憩所や土産物店、中2階は神事に利用する100畳の大広間、2階に神職や関係者の寄宿舎を設けた。
災害対策を重視し、駐車場を含めた敷地を最大約2メートルかさ上げしている。平成に起きた三つの水害(1990、1997、2011年)に基づき、各階の高さを決めた。中庭にある水盤は防火用水にも利用する。総工費は4億5千万円。
尚、熊野の新宮市には「新宮に道場を建てよ」という合気道開祖・植芝盛平翁の命を受けて、弟子の故・引土道雄師範が昭和28年に創建した合気道熊野塾(須川勉道場長)がある。