goo blog サービス終了のお知らせ 

武産通信

東山三十六峰 月を賞で 雪を楽しみ 花に酔う

ハドソン川の奇跡

2016年09月25日 | Weblog
 『ハドソン川の奇跡』

 名匠、クリント・イーストウッド監督が史実をもとに描く作品。主演は名優、トム・ハンクス。
 米ニューヨークのハドソン川で起こった航空機事故の知られざる真実とは。解禁となった最新映像では、制御不能となった航空機が不時着する衝撃の瞬間が明らかになる。

 2009年1月15日、制御不能となった70トンの航空機は、ニューヨーク上空850メートルで全エンジンが完全停止してしまう。機体はニューヨークの街中を通り抜け、乗客の命はおろか、160万人が住むニューヨーク市内に墜落するかもしれないという未曽有の危機が刻一刻と迫る。

 そんな究極の状況の中、サリー機長は機体をハドソン川に着水させることを208秒で決断し、乗員乗客155人全員が死を覚悟した瞬間、極寒のハドソン川に不時着する。しかし、乗客全員の命を救った英雄、サリー機長に待っていたのは、惜しみない賞賛と、国家運輸安全委員会の厳しい追及の、疑惑の目だった。

 映画の終盤、サリー機長は事故調査メンバーのフライトシミュレーションに、ヒューマンファクターを含むべきだと要望する。そこで事故調はバードストライクから飛行機の進路を空港にとるまで、35秒の時間を空けることとした。副機長は映画の中で「35秒は短すぎる」としたがサリー機長は「それでも208秒の中の35秒は大きい」という。実際にはバードストライクからサリー機長が空港を諦め、ハドソン川不時着を決意するまでの時間は、53秒だったという。

 映画の原作はサレンバーガー機長の回顧録『機長、究極の決断「ハドソン川」の奇跡』 Highest Duty: My Search for What Really Matters


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真田信之の妻 小松

2016年09月10日 | Weblog
                                小松の肖像画

 池波正太郎は書いている。信之も端正な風貌、冷静沈着な人柄だし、小松も、いまにのこる肖像からおしはかって見るても、かなり美しい女であったことがわかる。・・・小松の没年は、四十八歳であった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする