2015年冬特撮もの「手裏剣戦隊ニンニンジャー」第1話の感想文

2015-06-10 01:58:15 | 2015年冬アニメ関連

 今回は特撮もの「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「手裏剣戦隊ニンニンジャー」…テレビ朝日系列のスーパー戦隊シリーズ第39作品です。

忍者がモチーフになった戦隊シリーズはこれで3作目くらいでしょうか。シンケンジャーのような和風のも合わせるとさらに増えそうな気がする今回の戦隊もの、それだけでネタ切れ感がプンプンしてきます。

序盤から早くも5人揃ったところや、過去に封じ込めた最強最悪の将軍牙鬼の封印が解けるかもしれないという展開など王道で分かりやすいとは思いますが極めてワンパターンなため斬新さはあまり感じられませんでした。それに加え戦隊ものはコミカルな描写が多い傾向があるため終始緊張感がありません。主人公が一人でも悪に立ち向かう姿に他の4人が心打たれるシーンがすごい薄っぺらくて眠くなってしまうほどでした。

「忍ぶどころか、暴れるぜ!」の決めぜりふは良かったですが、キャラクターにも個性が無く特に赤の主人公の演技が妙に素人ぽいのが悪い意味で目立ちます。良かったところよりも気になる部分ばかり目立ってしまっていたため終始面白いと感じるところはありませんでした。巨大ロボのシュリケンジンの中の人がど真ん中に座するデザインはある意味ロボットの常識を覆す画期的なデザインかもしれません。

CGやアクションはイマイチです。CGならではの派手さがあまり無かったうえに、ロボ登場のシーンは明らかに模型だったのが逆に目立ってしまっていて少々ギャグっぽくなっていました。BGMもバトル以外あまり印象に残らず、エンディングはお約束となっている戦隊ダンスでした。

総評

1話の全体的な感想としては、コミカル路線が強くて緊張感が無いのに加えキャラクターにも魅力が無くつまらなかったです。シュリケンジンの奇抜なデザインや途中で突然流れる歌など個性を出そうとしているようでしたがことごとく滑っていました。

1話の個人的評価としては、戦隊ものは後半から面白くなってくることがほとんどないし1話でこれなら期待はできなさそうなので視聴打ち切り予定のCランクです。