今回は「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」…GA文庫から刊行されている、サトウとシオのライトノベル「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」のアニメ化作品で、アニメ制作はライデンフィルムです。
最初はイーストサイドとかいう街に上京してきた田舎の少年が士官の試験を受ける…というなんともありきたりな展開でしたが、どうやら少年の地元が伝説の秘境出身で実はものすごく強かったという、いわゆる無自覚俺TUEEE系の話です。そのため最近では非常に良く見られる無双シーンが多く、第一印象としては、またこういうよくあるタイプかと思わずに入られません。
街中にいきなり謎の巨大イナゴが出ても市民が誰も来ないし、そこでたまたまロイドが現れて雑に倒してしまったりと、話にも緊張感が見られません。1話は各キャラクターの顔見せと試験開始くらいしか語られませんでしたが、これからの話の展開には全く期待できなさそうでした。ただ急に登場したセレン姫の下着姿はエロくて好印象でした。
作画はイマイチです。特にキャラクターの作画は良いとは言えず、水晶玉の作画も雑だし戦闘シーンも迫力も全くありませんでした。BGMは街の中だけは良かったです。主題歌は全く印象に残りませんでした。
総評
1話の全体的な感想としては、無自覚な俺TUEEE感満載でつまらなかったですがセレン姫の下着姿だけは良かったです。最後のオチだけちょっと気になる展開でしたが、それ以外は典型的なテンプレで、無理やりお茶目な展開までつけているのでかなり不自然でした。その分を声優の演技力でなんとかカバーしている印象です。
1話の個人的評価としては、典型的俺TUEEE系なのである意味安定していますがこれからどう面白くなるのかが全く期待できなかったので視聴打ち切り予定のÇランクです。まさに今どきの流行りといった感じでした。