今回は久々となる新作「金田一少年の事件簿R」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「金田一少年の事件簿R」…週刊少年マガジンで連載されている、原作天樹征丸、作画さとうふみやの漫画「金田一少年の事件簿」のアニメ化作品で、アニメ制作は東映アニメーションです。
前作からずいぶん久しぶりだったため、キャストが変わったり作画が変わったりするのかと不安ではありましたが、実際のところは全く変わっていなくて以前のシリーズと同じかんじで視聴できました。しかし1話から早速事件に巻き込まれるので、以前のシリーズを知らないと展開の早さに驚くかもしれません。
九龍城を舞台にした殺人事件は過去に原作でもやっていたため、オリジナルの話ではなく原作の話を使っているようでした。現に非常に安定して堅実な作りで面白かったです。逆にアニメならではの演出というのは少なく、原作を知っていると淡々と話が進む感触でした。それゆえに話のテンポは良かったです。
作画は普通です。原作に忠実でありつつもたまに不安定ではありました。多分長い間放映しそうだしこのぐらいは気にならない程度です。BGMは全く印象に残らず、主題歌もどこぞのタイアップだったのでそこは残念でした。
総評
1話の全体的な感想としては、過去のテレビシリーズと同じキャストだったためあまり違和感も無く原作に忠実だしまぁまぁ面白かったです。ただし映像作品なので作中で重要な部分をさらりと流してしまって確認できないところは仕方ないかもしれません。
1話の個人的評価としては、堅実な作りで原作の面白さを崩すことなく無難な出来なので視聴継続のBランクです。