ファミコンやってみた

2008-08-25 05:26:02 | アニメ・コミック・ゲーム

 先日リサイクルショップでファミコンソフトを何本か買ってきたのを機に今日はファミコンをやってました。PSPのモンハンはG級ティガレックス2頭クエストを一発クリアできたとこまでは良かったけどその次のグラビモスは負けまくって10連続リタイアとかしてぶん投げました。

Famicom1 そんなわけで先日買ったファミコンソフトを何本かプレイ。まずは「北海道連鎖殺人オホーツクに消ゆ」、堀井雄二率いるアーマープロジェクトとエンターブレインが作った名作推理ゲームです。殺人現場の曲が非常に頭に残りますねー。キャラの立ち絵でちゃんとまばたきや口が動く、なかなか素晴らしい作りこみです。改めてプレイし直してみると曲が全体的にかなり良かったです。まずは軽く序盤戦はクリア、今ならブラックジャックをやらなくてもクリアできそうな予感。

 続いて月風魔伝とシティコネクションをプレイしてみました。月風魔伝はコナミワイワイワールドで唯一未プレイだったゲームだったのと、当時のコナミゲーは神曲や名作揃いだったため興味があったので購入。月風魔伝は基本的にアクションゲームですが武器防具を集めたりするのでややRPG気味なところもあります。復活の呪文があるあたり思ったよりボリュームありそう。シティコネクションは車を運転して道路を塗りつぶす純粋なアクションゲームですが一度方向転換するとすぐにはジャンプできなかったり、オイル缶ダブルショットや空中方向転換などテクニックを要するところが隠されてて思ったより面白いです。そして主人公がクラリスという女の子という設定が当時非常に珍しく現代では萌えポイントでした。

Famicom2 そして長い間探していたゲーム、「ラグランジュポイント」をプレイしてみました。どうやらファミリーコンピュータマガジン100号記念でコナミと共同企画で作られた作品のようで、モンスターデザインやセリフ、タイトル等を一般公募で募集し採用したそうです。

 最初アドベンチャーかと思ってましたが、友人情報の通りプレイしてみると思いっきりRPGでした。しかしこれは…面白い!正直予想以上に面白くてついつい8時間以上プレイしてしまいました。1日でレベル26まで上げてしまったよ…。時代背景がSFのため今風に例えるなら「スターオーシャン」や「ゼノサーガ」に近い雰囲気かもしれません。1991年製でファミコン末期だったため知る人ぞ知るゲームですが、確かに名作と呼ぶに相応しい内容です。敵を攻撃したりHPを回復するだけでもバッテリーと呼ばれるMPみたいなのを消費したり、戦闘で敵を倒したあとすぐに金をもらえるわけではなく、端末と呼ばれるセーブポイントにアクセスしてそのとき初めて金をもらえるなど、斬新なアイデアもところどころにありました。

 アイデアもいいですが、6箇所近くあるコロニーのポイントに宇宙船で行ったり、仲間が10人近くいたり、武器合成ができたり、属性が6つあるなどボリュームもハンパじゃないです。しかも一部のイベントにはアニメーションまでついてました。カセットのカートリッジにコナミが独自の音源を載せているためFM音源で4音まで同時に鳴らせ、曲の種類も質もさすがコナミといったかんじで非常に素晴らしいです。ボス戦の盛り上がりはガチ。

 そんなこんなで非常に面白いこのゲームですが、最大の難点はエンカウント率の高さ…ソーラーカー等に乗っていると3秒くらいでバトルになってしまいます。音楽が最初に戻ってしまうためせっかくの曲があぁ…。あとアイテムの説明が無かったり、HPとかを回復したあと最初の画面に戻ってしまうので連続して回復したいとき結構メンドイですね。まぁこの辺りの不便さはファミコン時代の味ってことで気にしません。しかしバッテリーバックアップのソフトなのに前の所有者のセーブデータ残ってたんですが…これはビックリ。