今、私ども竹細工をするものにとって、大きな問題が、材料の確保です。
竹細工士にとって、絶対、無くては成らない材料として、竹材です。
現在は、「切り子」さんという、竹藪から竹を切り出す専門の方が居られますが、高齢化の為、切り子さんの存在は風前の灯火の状態です。
後継者が居るのか?と、いえば、若い人には、竹藪の中に入って、汗だくになりながら、重い竹材を担ぐ仕事には、成り手が無いのです。
また、切り子さんが切り出した竹を製竹する竹屋さんも、高齢化が進み、どの業者も後継者不足で、何時までやってくれるのか?不安な状態になっています。
昨日は、国東市にある「青山竹材店」を訪ねてきました。
海岸沿いにある工場には、たくさんの竹が干してありました。
この円錐形に竹を組んだ姿を見ると、ホッとします。
工場の中では、油抜き作業とかんてき作用をして居られました。
油抜き作業というのは、青竹を10分ほど煮沸すると、竹の中から油が吹き出しています。
それを、手作業で油を拭き取る作業です。
油抜きした竹を、天日で干し上げることで、緑色の竹が、乳白色の艶のある竹に変わるのです。
その後が、かんてき作業です。
竹のかんてき?
「かんてき」と言っても、判らない人が多いと思います。
竹って、「真っ直ぐに伸びた・・・」と、表現されますが、よく見てみると、結構歪んでいるのです。
その歪んだ竹を、熱を加えて柔らかくし、矯正することを業界用語で「かんてき」と、言っているのです。
丸竹の通. 直木オが求められている. しかしながら, 製竹業生産現場. においては, かんてき ・矯直しと呼ばれる丸竹整形 (屈. 曲した部分をバーナーで加熱し竹材を軟化させ, テコを. 利用 して整形し, 整形した状態で水をかけ冷やすのです。
可笑しかったのが、足踏みのスイッチを押すと、穴を開けたパイプから水がピューと飛び出してきて、竹を冷やすのです。
大変、簡単な作りですが、これを考えるまで、相当な苦労があったものと思われます。(笑)
この竹材屋さんも、跡継ぎが居らず、高齢化の問題に直面しています。困りました~!
竹細工士にとって、絶対、無くては成らない材料として、竹材です。
現在は、「切り子」さんという、竹藪から竹を切り出す専門の方が居られますが、高齢化の為、切り子さんの存在は風前の灯火の状態です。
後継者が居るのか?と、いえば、若い人には、竹藪の中に入って、汗だくになりながら、重い竹材を担ぐ仕事には、成り手が無いのです。
また、切り子さんが切り出した竹を製竹する竹屋さんも、高齢化が進み、どの業者も後継者不足で、何時までやってくれるのか?不安な状態になっています。
昨日は、国東市にある「青山竹材店」を訪ねてきました。
海岸沿いにある工場には、たくさんの竹が干してありました。
この円錐形に竹を組んだ姿を見ると、ホッとします。
工場の中では、油抜き作業とかんてき作用をして居られました。
油抜き作業というのは、青竹を10分ほど煮沸すると、竹の中から油が吹き出しています。
それを、手作業で油を拭き取る作業です。
油抜きした竹を、天日で干し上げることで、緑色の竹が、乳白色の艶のある竹に変わるのです。
その後が、かんてき作業です。
竹のかんてき?
「かんてき」と言っても、判らない人が多いと思います。
竹って、「真っ直ぐに伸びた・・・」と、表現されますが、よく見てみると、結構歪んでいるのです。
その歪んだ竹を、熱を加えて柔らかくし、矯正することを業界用語で「かんてき」と、言っているのです。
丸竹の通. 直木オが求められている. しかしながら, 製竹業生産現場. においては, かんてき ・矯直しと呼ばれる丸竹整形 (屈. 曲した部分をバーナーで加熱し竹材を軟化させ, テコを. 利用 して整形し, 整形した状態で水をかけ冷やすのです。
可笑しかったのが、足踏みのスイッチを押すと、穴を開けたパイプから水がピューと飛び出してきて、竹を冷やすのです。
大変、簡単な作りですが、これを考えるまで、相当な苦労があったものと思われます。(笑)
この竹材屋さんも、跡継ぎが居らず、高齢化の問題に直面しています。困りました~!