高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

「禍福は糾える縄の如し」

2014年12月11日 05時08分04秒 | ブログ
「チャンスはピンチ」「ピンチはチャンス」
「禍福は糾える縄の如しとは、昔の人は上手く言った物ですね。
何か、大変な事があると、不安になる気持ちと、何とかしなければ・・・・と、あがく気持ちが交錯してきます。
しかし、ゆっくりと、じっくりと考えてみると、それほど大変な事が起こっている訳ではなく、いろいろ考えたり、あがく事によって、新しい道が開けてくる事が多ですね!

私の所でも、「職人の高齢化」と、いうことが大きな問題として直面しています。
ベテランの職人さん二人が、高齢になり退職されました。
この問題から、自分の立ち位置、経営のあり方を、もう一度、一から考え直す機会になったのです。
今の会社の規模を、そのまま維持しようと思うと、いろんな問題が出てきます、
では、原点に帰って、職人さんが誰も居なくなった時は、「自分で制作したものを、自分で売りに行く! このスタートラインに戻れば良いんだ!」と、腹が決まってくると、頭の中がとてもクリアーに成ってきて、スッキリしました。

面白いもので、悩んでいる時にジタバタとあがいていた事が、心が決まった途端、新しい展開に成って来るから面白い!



まだ、まだ、頑張りますよ~!

コメント
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