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高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

萱籠 かやごもり

2012年10月04日 07時19分17秒 | 工房

私の住んでいる住所は 「大分県宇佐市安心院町萱籠 1167」
この地名が難しくて、県外の人ではなかなか読むことが出来ない!
「おおいたけん うさし あじむまち かやごもり 1167」ですが、萱籠とは、名前が示す通り、あたり一面に萱が生い茂った原野だったようです。
今でも、家の周りは萱がいっぱい生えています。
そして、「籠」こもると云う意味ですが、萱の籠なんて、竹職人にはピッタリの地名です。

30数年前に、「この土地に住もう!」と思った時は、今の職業とは、全く関係のない仕事をしていました。
しかし、運命と云うものは、振り返って見ると、「必然なのだ!」と、気付かされることが、沢山あります。私の運命は、知らないうちに、物作りに、竹細工に近づいていったから不思議だ。この土地に導かれたのかも知れない!

20年ほど前に、量産する花籠の一つに、「かやごもり」と名付けました。

Hanakagokayagomori1 当時は、花かごが全盛の時期でしたので、毎600~700個くらいずつ、売れて行きました。いつも、「いったい、この大量の籠は、何処に行ってしまうのだろう?」と、思っていた。
今までに、数千個の「かやごもり」を作ったことになる。

久しぶりに「かやごもり」を作っている。
Cimg0779 大量生産していたので、こんな木型が5個ほどあります。
とても、一人では生産できる量では無いので、こんな木型を作って、みんなで手分けして作っていました。作り手が変わると、形や大きさが微妙に違って来てしまいます。
量産物を作る時は、大きさと品質を揃えるために、こういった木型を作ることが多いのです。

「かやごもり」最初に聞いた時は、変な地名だな!と思ったのですが、運命に導かれて、たどり着いた土地でした。

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