湯布院、塚原に住む友人の個展に行って来ました。
古くからの友人である「ムッちゃん」、昔知り合ったときは、OBSのアナウンサーをしていた、トピッカーに乗って、県内のあちらこちらに出没して、回りを笑いの渦の中に引きこんでいた。
ムッちゃんが来た後は、刈り入れ前の田圃に猪が荒らしまわった様な雰囲気になる。
実に機転の利く、頭の良い女性である。
そのムッちゃんが、今は陶芸の世界を荒らしまわっている。
彼女独特の爆発するような感性が、作品に現れている。私の様な竹職人からすると、用の美とか、均整とか,ある程度の落ち着きとかを考えてしまうのだが、彼女の作品には、そんな詰まらないことなど全く考えない力強さや、ユーモアが漂っているのだ。
見て下さい!
この鶏の様な、日活映画の「ガッパ」の様な、子供が落書きをした物が、そのまま形になった様な大らかさと勢いがあります。
虎次郎!
何ともユーモラスです。
長い時間見ていると、だんだん好きになって行くのです。
「綺麗な人を嫁さんに貰うと、しばらくすると飽きて来る。ヘチャを嫁さんに貰うと、しばらくすると慣れてくる。」と、言いますが、まさに段々と愛着が湧いてくる作品なのです。
この、ちょっとカピパラっぽいのが、「ムッちゃん」です。
個展会場には、県内・県外から、ムッちゃんファンが押し掛け、熱気でむんむんしていました。
今回は、この猫の器?
を、頂きました。
落ち込んだりした時に、しばらく眺めていると、「そんな事、大したことじゃ無いよ!」と、語ってくれそうです。
ありがとうございました。
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