~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

やっと復活しました・・・

2013年04月19日 | 日記
無事、膝の手術を終え昨日退院してきました
10日振りの我が家はすっかり青々とした庭になり・・・
今までの人工的な音しか聞こえない建物の中の環境から
自宅の鳥や風など自然の音に癒され、春を体中に感じました

さて入院生活は上げ膳据え膳で快適・・・なのは術前まで

二年前の椎間板ヘルニア手術と同じ4人部屋の病室は明るく綺麗
手術の次の日から歩行器、2日目には杖に替わり・・・
日に数回、お隣の談話室から外を眺めるのが日課でした。

遠く阿蘇まで見える景色に癒され、隣室の患者さんとの会話も・・・
頸椎、股関節、膝の人工関節など様々な手術をされた方
私の手術などたいした方では無かったですネ~
同室の方も良い方ばかりでしたが
お隣のお喋り好きの面白いキャラのお婆ちゃんの
大きなイビキには少々ビックリでした
(もちろん耳栓しましたけどネ

さて、手術の方ですが・・・
手術前の説明で半月板だけではなく
O脚が酷いため変形性膝関節症も随分進んでいて
滑膜炎も・・・開けてみないと解らないと・・・
先生「術前に曲がっている足も出来るだけ伸ばしてみるからネ~」
私 「伸ばすんですか」とビックリすると
先生「麻酔効いてるから大丈夫・・・あとで痛いけどネ~」
「手術中に伸展矯正を」と同意書に書き込む先生に任せるしかない私なのでした
オジサンは私の横で「太り過ぎが原因でしょう~」と
ふざけたことばかり・・・
まぁ~手術も入院もしたことないオジサンに
思いやりの言葉など期待はしてない私ですけどネ~

そうそう・・・手術当日にもお気楽オジサン

朝から絶食で手術を待つ私の前で
「もなかアイス&サンドイッチ」を美味しそうに食べるオジサン
私   「普通、遠慮するでしょ~」
オジサン「だって病院暑いし、食いたかったもん
呆れた私とオジサンの夫婦漫才の様な会話に隣りのベッドのお姉さんは
お腹を抱えて大笑いしてました

いよいよ手術室に行くために車椅子に乗りドキドキの私
看護師さんが「ご主人は?」と・・・
なんとオジサンは隣りの談話室でランチ後の爆睡中
看護師さんに起こされる始末

オジサン「手術室前までついていくのか?」
私   「前回もエレベータに乗る前までだったでしょ~」
オジサン「ドラマなんかであるだろうが・・・」   
何とも直前までそんなオジサンとの会話のお蔭で緊張もほぐれた私でしたが
さすがに不安に思った看護師さんは
「奥様が病室に帰られてから2~3時間は側にいらして下さいネ」だって・・・
このご主人、また談話室で寝るって思ったのかもネ~
予想通り術後も元気そうな私を見て「ヒマ~」ときっちり2時間で帰って行ったオジサン
手術の時間が予定より遅れたため朝10時半から7時間
「退屈だ~」と言いながらも付き添ったのは上出来・上出来

そんなお気楽オジサンに送られ手術室に向かった私は
自分で手術台に乗り、計器をつけられ点滴などされた後
横向きで体を丸め腰に痛み止めの注射(これが痛い
その後の麻酔は痛くもなく済み足の麻酔効果を確認後
見かけと反比例し臆病者の私は点滴に眠らせる薬をお願いしました。

ウトウトするかと思ったら・・・
えぇ~眠れないじゃん~
結局、手術の様子のモニター見ながら、先生と話しながらの約2時間
精神安定剤(?)が入っていたのか妙に落ち着いていた私でした。
モニターで見ると半月板はやはり切れていました。
術前の説明で滑膜(関節液を作る組織)が若い人は滑らかなのですが
私の場合、絨毯の様に増えバサバサになっているかもと言われていましたが
モニターでもバサバサした感じが良く判り、機械で切除している様子も見えました。
もちろん足を触られてる感じやガリガリ・パチンなどの音も聞こえ
ホントに生まれて初めての貴重な体験でした

次の日からのリハビリや筋トレで少しは膝も曲げ伸ばし出来ましたが
現在もまだまだ腫れは残ったまま・・・
切れて引っかかっていた半月板の痛みは何とか取れた気がしますが
変形性膝関節症の痛みはとれないかもしれません。
それどころか半月板のクッションが減ったので進行が早まるとも・・・

ヘタすると50代で人工関節なんてことも
少しでも人工関節手術の時期を延ばす努力が必要なのです。

私の場合、O脚変形で病変が内側のみなので
「高位脛骨骨切り術」(なんか怖そうな名前ですが・・・)
O脚変形を矯正する手術もひとつの方法だとか
先の事を心配しても仕方ないので今は
そうならないためにもO脚を矯正する装具(インソール)と
「減量と筋トレ」を頑張るしかありません

リハビリの先生にも筋トレの間中、食事療法の話
主治医の先生も「先ず減量を・・・」と言われ
きっと先生には今まで膝下しけ見せてなかったのに
手術中の私の体を見たり、手術台からベッドに移す時に思われたのかも・・・
その話をお見舞いに来てくれたバドミントンの仲間に言ったら
「足を見ただけでも十分判るヨ~」だって・・・皆で大笑いでした

たった10日間の入院なのにお見舞いに来てくれたバドミントン仲間・kunさん・Kさん
そして家族達・・・
仕事とはいえお世話をしてもらった看護師や先生方
そして同室だった皆さん・・・感謝・感謝です

そんな色んな経験と色んな方への感謝の気持ちを胸に10日間の入院から家に帰り
郵便受を見ると小包が・・・
ブロ友のkattiiママさんが結婚記念日を覚えてもらっていてサプライズ
可愛い陶器のフクロウさんとポストカード
  
早速、リビングの出窓と玄関の飾り棚に・・・
オジサンもまだ会ったこともない顔も知らないお前なんかに
ありがたい事だと・・・感激していました
入院前も沢山のブロ友さんに励ましの言葉を頂き
ブログを始めて本当に良かったと・・・
皆さんへ感謝の気持ちでいっぱいです

そうそう~忘れてはいけません
な・ん・と・・・オジサンも病室にお花を持って来てくれました
同室の皆さんから「優しい御主人ネ~」「偉いわ~」なんて褒められて
「忘れたらあとが怖いから・・・」と言いながら鼻高々の嬉しそうなオジサン
実は自宅トイレのカレンダーに私が書いていたのを見て買って来たそうです。
「こいつ・・・皆さんに褒められたくて持ってきたなぁ~」なんて
チョッとだけ思いながらも少々照れくさい私でした

感謝の気持ちを込め・・・
退院後は一番目立つ玄関に飾ったのに全く気付かないオジサン

そう言えば皆さんの前で貰ったので恥ずかしくて
「ありがとう」の言葉をちゃんと言ってなかった様な気が・・・
今夜はちゃんと感謝の気持ち伝えないと・・・ですネ

10日間の入院でオジサンも私も少しは成長出来たのかなぁ~

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