ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

タクシートラブル

2017-09-23 21:31:25 | つぶやき
帰国いたしました。

今回は、着いて早々タクシートラブルに…。その日は夕方、名古屋を発ったので、到着が深夜23時過ぎになった。ターミナルを出てタクシースタンドに並びタクシーを待った。ここには誘導員がいて順番に割り振ってくれる。けれど、乗ってすぐにハズレ感満載だと感じた。何せ、車が汚い。
中国では珍しいほどボロボロ。しかも、ドライバーがスマホをしながら運転し始める。深夜の高速で空き空きなのに80キロくらいでノロノロ運転ときた。必ず車内にあるはずの顔写真付きの証明書もない。極めつけは超の付く遠回り。普段ならホテルまでおよそ30分で着くはずが倍近くかかった。遅いのもあるが、途中で気づき、スマホでグーグルアースの地図で確認すると、普段のルートからかなり迂回して走っている。見せながら文句を言うと、なにやら言い訳をしているようなもの言いで返答してくる。
結局、55分かかり、普通ならおおよそ100元ところ180元になっていた。しかも高速代の15元は別だ。腹が立っていたので、文句を言いながら130元を手渡してドアを開けて外へ出た。(助手席に乗っていたで…)その後、後部座席に置いたスーツケースを取ろうと扉を開けようとすると、そのちょっとのタイミングで、扉をロックされ、しかもそのまま発車してしまった。

「まじで、こんなことってあるの…」

と、思ったが、実際、目の前で起こっている。中身はほとんどが着替えと仕事で使う帳簿類だけで貴重品は何もないけれど、それでもスーツケースが無くなるのはキツイな、などと思っていると、タクシーは30メートくらい先でハザードを出して止まった。

慌てて駆け寄り、再び文句を言うと「あと20元出せ!」とお金を見せながら言ってきた。出しても良かったが、「10元なら出してもいい…」とお札を見せて言うと、渋々ロックが解除され、スーツケースは戻ってきた。

すでに深夜1時を回っていた。

中国ではこれまでにタクシーのトラブルは皆無だった。乗車拒否は度々あるが、止まってくれれば、何も言わずに助手席に乗り込んで勝手にシートベルトを締めてしまう。それから行先の書いた紙を渡すとほぼ何のトラブルもなく行ってくれる。たまに金額を言われることもあるが、「メーター、メーター」と言えば、間違いなくメーターを使ってくれる。そういう部分では、タイなんかより、ずっと楽だ。

けれど、油断は禁物だなとつくづく思った。しかも夜は特に気を付けたい。
けれど、どうやって…?

どこの国に行ってもできればタクシーは使いたくないと、常々思う。あの密室度では、何かあった時に何ともし難い。しかも走っているので逃げようがない。荷物もあるし…。
私の場合、まだ男なのでなんとかなるが、やっぱり女性だとリスクは格段に上がるはずで、深夜の場合は空港内で夜明かしか、隣接するホテルで泊まるのもありかなと思う。

それでも、中国はまだまだ安全な方だとは思うけれど…。

帰国便の国内線が遅れ、上海からの名古屋便に危うく乗り遅れるところ、ゲートで待ってくれていた係員の誘導でぎりぎり間に合った。他社では普通の事だが、何せ中国大陸系3大お粗末のひとつ、東方航空ではありがたさも倍増するというもの。前回の南方航空のこともあったので、尚更そう思った。

モバイクの急増とキャッシュレス化が急速に進む中国。スーパーやコンビニで買い物し、レジで精算する人のすでに半数以上がスマホなどで支払っている。

訪れた一つの都市でだけでは、計り知れないけれど…。

それでも社会のデジタル化は、日本のひとつ先を行っている気がしている。







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