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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

自衛手段

2014-09-10 21:58:06 | つぶやき
仕事先のタイ人に「つい先日、日本に8日間旅行に行ってきました…」と
聞かされた。

友人と二人で飛行機はLccを使い、ホテルはネットで1泊3000円程度のビジネ
スホテルに泊まったのだとか。移動はジャパンレイルパスで東京から京都、
そして大阪に行ってきたと言う。

「ラーメンが美味しかった。それと思ってたより、日本は安いですね…」と
言われた。そして「来年は、北海道に行って雪を見たい…」とのこと。

タイ人に対してビザが撤廃され、日本に来るタイ人が増えているのは知って
いたが、こうやって実際に話を聞くと、「時代は変わったな…」と改めて思
う。しかも、「安いですね…」などと言われると、欧米人ならともかく、タ
イ人でもそう感じるのか、と愕然としてしまう。

反面、私など、このところタイに行くたびに様々なモノが値上がっている現状
に落ち込むばかりである。今回もタクシー料金に始まり、良く行く食堂の品々
の値上げ、そして、あれもこれもと、「もう、どうにでもしてくれ!」という
感じだ。

ひとつひとつの値上げは、5バーツとか10バーツとか、微々たるものである。
しかし、数年前からすると、倍以上値上がったモノもあり、かつての価格を
知る者としては、どうしても敏感に反応してしまう。

そんな訳で、最近は、体が自然に自衛手段を取る行動に出てしまっている。
近頃は、屋台でも市場でも物価に比例して、価格は値上っている。

しかし、中には価格据え置きのままの店もある。ちょっと離れているけれど、
午後2時頃から出る小学生に大人気のフルーツ屋台は、ひと袋10バーツのまま
で、さらに他の店より量も多く大人気だ。あまりにも人気ゆえに4時には売り
切れる。

すると、その時間になると、つい遠くにいてもバイクを走らせわざわ買いに
行く。3つも4つも買ってホテルの冷蔵庫に入れて冷やして食べるのである。

また夕方4時ころから出る、1本5バーツの茹でとうもろこし屋さんも、も
う何年も前から価格は据え置きだ。今時、1本5~10バーツのとうもろこし
屋さんなど、相当、田舎にでもいかないと、なかなかないだろう。

別に節約しているわけでも、やりくり上手の主婦を目指しているわけでもな
いのだけれど…。

ただ、このタイ人と話した後、このような行動をしている自分がなんだか恥
ずかしくなり、そろそろ昔のタイと比べるは辞めて、今のタイを受け入れな
けばと思うに至った。

ひとつの国と長く関わると、案外、こんなふうに感じてしまうのかもしれな
い…。

カオサンにあった、「ワッタナーさんの10バーツラーメン」まだ、あるのかな?

あっ、いかん、いかん…。

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中国だな…

2014-09-09 12:11:44 | つぶやき
帰国致しました。

それにしてもテニスでこんなにも盛り上がっているとは…。
ちゃんと観たことなかったけれど、錦織、残念だったなぁ。
それでも準優勝なわけで、凄いことには変わりはないけれど…。

ひとつ疑問が、テニスって黒人選手はいないのだろうか?
もしや、水泳と同じ理由?それとも私が知らないだけ…?
よくわからんな…。

タイは雨季の只中だった。観光シーズンではなかったせいか
ツーリストは少なめで、けれど大陸からの中国人観光客は
さらに増殖していた。団体以外の個人の旅行者も相当、増え
ているように見えた。

反面、出入国の厳格化で不良外国人の追い出しにかかっている
タイでは、「いかにしてこれをすり抜けるか…」という話題が
情報誌などで持ちきりだった。

タイに集まる現実逃避中の外国人には死活問題だろう。当事者
ではないけれど、気持ちは十分、理解できる。
今回の処置に対して、どこかに抜け道があり、今後、なし崩し
的に形骸化することを願うばかりだ。

そして中国、「この元高なんとかならんのか!」という感じだ
った。数日前だが、ついに1元=18円を記録した。中国に通う中
での最高値だったと記憶している。

共産党、いい加減、為替のコントロールは止めていただきたい。

帰国日の前日、仕事先の中国人から立派な化粧箱に入った大きな
月餅を頂いた。そんなに懇意にしているわけでもないし、頂く義
理もないのだが、強く断るのもどうかと思いありがたく頂くこと
にした。箱を開けると赤いサテンの中敷が敷いてあり、さらに中
の小箱には月餅を切り分ける専用のナイフまで入っている。

高級な月餅だとひと目でわかる。

しかし重い。というか重すぎた。
他に荷物もある。

悩んだ末、ホテルのハウスキーパーのおばちゃんにあげることに
した。前日、枕銭を5元置いたのだが、律儀にも受け取らず、ベ
ッド脇のテーブルに置いておいてくれたおばちゃんである。

他の部屋を掃除中に、突然、月餅を手渡しに行くと、最初は本当
にびっくりした顔をしたが、箱を見ると喜びの笑顔に変わった。

しばらくすると、部屋をノックする音が…。

開けるとハウスキーパーのおばちゃんで、手には袋に入った
ホテルのシャンプーや石鹸がたくさん…。

「不要、不要!」

「謝謝」

と言って断ったが、そんなおばちゃんの気持ちがちょっとだけ
うれしかった。

けれど、よく考えてみれば、おばちゃんのそれは列記とした「犯罪」
行為である。

やっぱり、中国だな…。

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