ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

モヤモヤ感

2024-03-07 20:31:09 | つぶやき
早起きして、大阪へ出張してきた。

予定より早めに終わったので、帰りにキムチを買って帰ろうと鶴橋へ寄ってみたら、水曜日の鶴橋商店街は、ほぼほぼ休みだった。時々行く韓国おばちゃんの店もやっぱり休みで、仕方ないので開いている店を探して買ってきた。今回はイカにセロリに長芋キムチ、定番ではキュウリに大根など、白菜以外を何種類か買ってきた。辛すぎるキムチは苦手だが、ちょっと甘辛っぽいのが好みでたまに食べたくなる。近年の値上げラッシュの中、鶴橋の韓国おばちゃんの店は、まだまだ値段据え置きで頑張ってくれているのもありがたい。

同じビルの中で雑貨屋さんを営むご主人が闘病の為、明日からひと月半ほど店を閉めるという。実際は週に2日程度、バイトを入れて開けるようだが、ほぼほぼ閉めるような話をしていた。少し前から病気のことは聞いていていたが、年末から2か月程度で7キロも痩せてしまっていて、気の毒で仕方なかった。「4月の後半には必ず戻って来てくださいよ…」と、話をして昨日、一旦お別れをしてきた。年齢はひと回りほど離れているが、50代半ばになり、そういう年齢になってきたんだなとあらためて思う。今や2人に一人がガンになる時代だ。いかに健康に気を付けていようが、確率論で言えば50%は50%である。

そういえば、1986年まで55歳が定年だったと思う。1986年と言えば私が高校2年の頃だ。当時はまだ終身雇用の時代で、この年齢で退職して、もしも手厚い年金をもらえて、それで十分暮らしていけたなら、どんなに良かっただろう。もちろん大きな企業で働いて、そこそこ出世していないといかに厚生年金とはいえ、充分じゃないんだろうけど、それでも55歳で定年は理想だ。

今となっては、それが65歳に伸びてしまったけれど…。

私などは自営なので働けるうちは働く…みたいな感じで終わりが見えない。これはこれで不幸である。そもそも金がなければ働かざる得ないし、元気なら仕事しろよ…みたいになってしまう。

これもひとつの「豊かな青春、みじめな老後」かもしれない。

なんだか同業者の知人が病気になり、働けなくなる現実を目の当たりにして、頭の中がグルグル、モヤモヤしていろいろ考えてしまった。


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