ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

身売り…

2018-08-09 10:35:26 | 時事(国内)
大塚家具の「身売り」報道。

父親から経営権を奪ったあの時点では、確か世論は娘さん寄りだったはずで、そしてこういうニュースが出ると世論は一転して「だから親父の言うことを聞いておけばよかったのに…」となるのは世の常だと思う。けれどあのまま父親の経営で事業をやっていたらここまで酷くはなかったと、誰が言えるだろう?

先を見据えるのは、案外難しい。常に新世代のアイデアやテクノロジーが勝つわけではないし、だからと言ってこれまでの価値観に縛られて…というのも進歩がない。どこかで古き良きを理解ながら少しずつ変えて行く、大塚家具の場合は方向転換した後に、はっきりとした路線を見いだせなかったのかもしれない。安売りのイケアやニトリと高級家具の中間的な立ち位置でどちらもお客さんにも対応する、というのは、一見、聞こえはいいが、結局、安さを求めるお客さんさからは「なんだ高いじゃん!」と言われ、高級家具目当てのお客さんからは、どこか物足らなさを感じ取られてしまう。そこにも絶対、マーケットはあったはずなのに、うまくブランディングが出来ないとこうなってしまうのかな?

身売りという表現のせいなのかどこか悲観モードになってしまうけれど、仮に支援者が51%以上の株式を持ったとしても、大塚家具の上場や独立性は維持できるので、まだなんとかなる可能性はあると思う。

ただ、久美子社長は一旦、長期休暇や顧問に、いや、思い切って辞めてもいいと思う。

で、この際、イケアやニトリ、アクタスにカッシーナにアルフレックスなどとは、明らかに違うフィールドで、そして同族ではなく、誰か力のある人の元で再建。

ただ、今の時代に家具屋という事業形態が陳腐化しているのかも…。

そういうの、他にもたくさんありそうだけど…。










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