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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

丸文字で…

2020-08-21 21:52:04 | つぶやき
昨日、家賃支援給付金の支給率が1割以下という記事が掲載されていた。

書類が煩雑で申請に時間を要しているのだという。うちも申請してすでに4週間が経つのだが、未だ無しのつぶてと思いきや、昨夜、タイミングよく追加書類の依頼メールが届いていた。

その要求された書類、そんなものは最初から存在しないもので、なければこのフォーマットに手書きで記入し、大家である代表者の自署を貰えというのがその依頼内容だった。

うちのテナントである大家の代表者は、大企業の社長さんで東京にいる。おそらく百を超えるのテナントを抱えている思われ、今回の家賃支援を申請しているテナントも何百軒にも及ぶと思われる。そのすべてがこの書類を社長に送り、住所と自筆のサインを貰うとなれば、間違いなく社長の手は腱鞘炎で字など書けなくなるだろう。ちなみに社印などは認められないという。

テナント事務所に持参すると、すでにこの件での支持が本社から来ているようで、代筆が認められるという。ものの5分で終わり、書類には20代前半の女性事務員が書いた、いかにもかわいらしい丸文字風の書体で大企業の代表取締役の名前が書かれていた。

これを社長が見たらどう思うのだろうと思った。しかもこの書類ほど偽造っぽいものはないと誰もが思う仕上がりだ。

まぁ、これで良いというのだから良いのだろう。

先週はひと月前に申請した従業員さんへの休業補償の雇用調整助成金についての連絡があった。こちらは従業員の労災加盟時に必要な労働保険番号を取得する際に労働基準監督署に申請した電話番号が現在の番号と異なっているため滞っているという知らせだった。この申請をしたのはすでに10年以上前。それから電話番号は変わったが、毎年の更新には何ら問題はなかったし、指摘されることもなかったのでそのままにしていた。

申請をしてひと月、指摘はたったのこれだけ。番号を正すと、「そうですか…」とものの10秒で済んだ。これでまた、一体、どのくらい時間がかかるのだろう…。

国も人手が追い付かないのかもしれないし、書式の異なる書類のチェックに相当な時間がかかるのもわかる。

わかるけれど、よくやっているのか要領が悪いのか、その判別がよくわからない。

まぁ、お役所仕事なんてこんなものかもしれないと思うしかない。
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