今日は朝から大阪へ。
道中、「雪男は向こうからやってきた」角幡唯介著を読んだ。
雪男を信じない著者による雪男探索記である。私は、探検や冒険モノが大好きだが、
読む前から見つからないのはわかっている。そもそも、見つかっていたら大騒ぎだし、
私も知らないわけがない。
結局、最後まで雪男存在の決定的証拠は見つからない。探索そのものはつまらな
いものだ。カメラを構えて、ずっとターゲットとなる場所を監視し続けるだけだ
からだ。けれど、この本を読むと、「もしかすると雪男って本当にいるのではな
いか…」と思えるから不思議だ。
そしてこの本には、フィリピンで、あの小野田さんを発見した若き日の「鈴木紀夫氏」
が関わっていたのが意外だった。
しかも、彼の奥さんや母親にまで会っている。
鈴木氏はヒマラヤへ雪男を探しに行き、雪崩で亡くなっている。1987年のことである。
それにしても、終始、雪男の存在を信じられない目線での探検記は珍しいかもしれない。
次は「アグル―カの行方」も読んでみたい。

道中、「雪男は向こうからやってきた」角幡唯介著を読んだ。
雪男を信じない著者による雪男探索記である。私は、探検や冒険モノが大好きだが、
読む前から見つからないのはわかっている。そもそも、見つかっていたら大騒ぎだし、
私も知らないわけがない。
結局、最後まで雪男存在の決定的証拠は見つからない。探索そのものはつまらな
いものだ。カメラを構えて、ずっとターゲットとなる場所を監視し続けるだけだ
からだ。けれど、この本を読むと、「もしかすると雪男って本当にいるのではな
いか…」と思えるから不思議だ。
そしてこの本には、フィリピンで、あの小野田さんを発見した若き日の「鈴木紀夫氏」
が関わっていたのが意外だった。
しかも、彼の奥さんや母親にまで会っている。
鈴木氏はヒマラヤへ雪男を探しに行き、雪崩で亡くなっている。1987年のことである。
それにしても、終始、雪男の存在を信じられない目線での探検記は珍しいかもしれない。
次は「アグル―カの行方」も読んでみたい。
