日本語から中国語へ。
タイの街中にある観光客を相手にした看板が、どんどん中国語化している。
以前は圧倒的に日本語が多かった。その後、ハングルも多少見かけることは
あったが、たいして増えなかった。それからしばらしくすると、中国語が
ちらほら…などと思っているうちに、いつの間にか中国語を至るところで
目にするようになり、まるで町中がチャイナタウン化、と思うほどにまで
になってしまった。
チェンマイの城壁前の広場が、いつの間にか常設の屋台街になっていた。
しかも、どこにでもある普通の集合屋台ではなく、出している料理が高級化
している。
スペアリブにエビの塩焼き、そして牛のステーキ。一品、円換算で1500円か
ら2000円くらいするものもある。ここまでくると、もう、屋台の範疇を超え
、料理屋さんの世界である。そして、そこに座っているのは、ほとんど中国人
とタイ人で、欧米人や日本人はほんのわずかだった。
金持ちと言われる国から来た人が普通の屋台を利用し、今や中国人と現地人
が高級屋台で食事をしている。
数年前まで考えられない光景だった。
一つの国と長くかかわっていると、ちょっとした変化ですら気になるもので、
しかも、それが、大きければ大きいほど、落胆も大きい。
なんでも昔が良かったわけではないけれど、最近のタイの変化にはついていけ
ず戸惑うばかりである。
日が暮れた夜の8時ころ、ホテルに戻る途中、コンビニ前でバイクにまたがって
アイスクリームを食べていると、若い中国人カップルからつたない英語で「ナ
イトバザールはどこですか?」と声をかけられた。「そこを曲がってまっすぐ
…」と答えると「コップンカー」と言われた。
「私が、タイ人に見えた…?」
さほど日に焼けた覚えはないし、まだ、欧米人にならわかるけれど…。
様々なことが変わっていく。
最後まで変わらないのは、「米」の価格くらいだろうか…。
CENTER>
タイの街中にある観光客を相手にした看板が、どんどん中国語化している。
以前は圧倒的に日本語が多かった。その後、ハングルも多少見かけることは
あったが、たいして増えなかった。それからしばらしくすると、中国語が
ちらほら…などと思っているうちに、いつの間にか中国語を至るところで
目にするようになり、まるで町中がチャイナタウン化、と思うほどにまで
になってしまった。
チェンマイの城壁前の広場が、いつの間にか常設の屋台街になっていた。
しかも、どこにでもある普通の集合屋台ではなく、出している料理が高級化
している。
スペアリブにエビの塩焼き、そして牛のステーキ。一品、円換算で1500円か
ら2000円くらいするものもある。ここまでくると、もう、屋台の範疇を超え
、料理屋さんの世界である。そして、そこに座っているのは、ほとんど中国人
とタイ人で、欧米人や日本人はほんのわずかだった。
金持ちと言われる国から来た人が普通の屋台を利用し、今や中国人と現地人
が高級屋台で食事をしている。
数年前まで考えられない光景だった。
一つの国と長くかかわっていると、ちょっとした変化ですら気になるもので、
しかも、それが、大きければ大きいほど、落胆も大きい。
なんでも昔が良かったわけではないけれど、最近のタイの変化にはついていけ
ず戸惑うばかりである。
日が暮れた夜の8時ころ、ホテルに戻る途中、コンビニ前でバイクにまたがって
アイスクリームを食べていると、若い中国人カップルからつたない英語で「ナ
イトバザールはどこですか?」と声をかけられた。「そこを曲がってまっすぐ
…」と答えると「コップンカー」と言われた。
「私が、タイ人に見えた…?」
さほど日に焼けた覚えはないし、まだ、欧米人にならわかるけれど…。
様々なことが変わっていく。
最後まで変わらないのは、「米」の価格くらいだろうか…。
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