ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

裏でこっそり…

2014-05-16 11:06:50 | 時事(海外)
ベトナムでの反中暴動、結構、凄い。

中国は盛大に非難しているけれど、これって以前、中国で反日暴動が
起った時と同じことをやられている訳で、自業自得ではある。

しかし、このことで中国には、さらに強気に出る口実を与えたことにも
なり、石油の採掘は一層、進むだろうと思われる。また、フィリピンと
争う場所に広大な陸地が作られている写真を見ると、もうすでに南シナ海
は中国の手に落ちたも同然のような気もする。早いうちに滑走路もできて
しまうだろう。

いずれ、世界は中華民国(台湾)が持っていた国連の常任理事国のポスト
を今の中国に与えてしまったことを、真剣に後悔する日がやってくるに違
いない。そして、いつの日かアメリカが財政破綻し、世界中に設置してあ
る基地から軍を撤退しなくてはならなくなった時、台湾や尖閣諸島に中国
はやってくるだろうことは、田母神さんや石原慎太郎でなくても、想像で
きる。

毛沢東は後世に残る極悪人ではあるけれど、外国に対しては、今の共産党
の指導部よりはまだ、話のわかるところもあったような気もする。
それが近年の江沢民、胡錦濤、習近平となるにつれて、人相もやり方も
どんどん酷くなっていくばかりだ。

アベベの進めたい集団的自衛権の行使や憲法改正は、中国を念頭に置いた
ものなのだろう。中国の権威が高まっている今、まさに国民を説得しやす
い、ちょうどいいタイミングともいえる。

もっとも、本当にそれが正しい判断なのかどうかはわからない。

わからないけれど、仮に集団的自衛権の行使ができるようになっても憲法
改正をして戦争ができるようになったとしても、今の中国にとって急に日
本が権威になることもないだろうし、(表向きはそう言うかもしれないけ
れど)尖閣諸島の領有を取り下げたり領海侵犯をしなくなるわけではない
だろう。
つまり日本を取り巻く状況は今と何も変わらないのではないかと思う。

何かを変えるのが嫌で、しかも「今のままでは有事の際に動けない…」と
いうのであれば、表向きは何も変えず、こっそり裏で尖閣諸島に地雷や機雷、
周辺の島に核兵器でも配備させて、イスラエルのようにのらりくらりを続け、
アメリカ無き後も、それで乗り切るくらいしたたかでもいいのではないかと
も思ったりもする。

いずれにしても、議論だけはいつになってもリスク回避はできない。

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