ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

恨み節

2014-05-01 21:51:36 | 時事(国内)
クールビズが始まって今年で10年目を迎える。

ノーネクタイで室内温度を28度に設定する。すると首から空気が
入り込むので効率よく仕事ができるのだという。

私はクールビズが始まる2年前にサラリーマンを辞めたので、そ
の快適さはわからないが、これだけは確実に言える。

ネクタイ屋にとっては、営業妨害以外の何ものでもない…。

時々、親しくしているネクタイ屋のご主人が、いつも恨み節のよ
うに、「政府が主導して始めたんだから、それで被害を被って
いる我々ネクタイ屋に所得補償くらいしろ!」「農家ばかりを優遇
するな…」と言うのを、もう、何百回も聞かされた。

聞けば、始まった翌年の2006年の春ごろからすっかり、ネクタイ
が売れなくなったらしい。それが年々浸透し、今では完全にネクタ
イに活路を見いだせなくなっており、店には革のバッグや財布、靴
下に婦人服などを置き、なんでも屋になりつつあるという。

いつか、発案者である小池百合子に会ったら、「ネクタイで首を絞
めてやる…」というのも20回は聞かされた。

そろそろ今年も、このご主人の愚痴が出てくる季節になった。

なんでも来月からは、アロハシャツやスニーカーでも出勤出来る
「スーパークールビズ」も始まるのだとか…。

今度はスーツ屋さんからも、嘆きの声が聞こえて来るような気がして
いる。

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