ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

バンコク ナウ!

2014-02-02 20:45:09 | つぶやき
帰国いたしました。

非常事態宣言中のバンコク、一体、どこが非常事態のか良くわからないほど
いつもと何ら変わらなかった。もっとも、市内の大きな通りのいくつかは、
完全に封鎖されてはいたけれど…。

滞在中、ホテルのテレビでCNNなどのニュースを見ていると、頻繁にバン
コクの映像が流れていた。そこには過激なデモ行進や軍の訓練映像や一部で
起きた爆弾テロなどの、要するに危険をイメージさせる映像ばかりで、ああ
いうインパクトのある絵だをけ見せられれば、「どんだけ危険なんだろう…」
と勝手にイメージしてしまう。

マスコミというのは、まぁ、そんなものなのかもしれないけれど、バンコクは
ほんの一部を除いて、全く普通であり、人々はいつもと変わらない日常を送っ
ている。封鎖されている通りも、相当の数の屋台が出て、ちょっとした祭りの
歩行者天国状態だった。デモを行っている黄シャツ派の野党も資金源確保のた
めに、「バンコク・シャットダウン」と書かれたTシャツを大々的に屋台で販
売していた。

仕事で会うタイ人とも、まずはこの話題ばかりで、チェンマイにいる人々はタ
クシン派のお膝元のせいもあってか、ほぼ皆が反野党だった。バンコクにいる
人々も田舎出の人々は、やはり反野党のようだったが、「選挙の日は危ないか
ら、行かない…」という人も相当いた。

そして、多くの人が「2月2日は出歩かない方がいい…」と忠告してくれた。
「その日は帰る日だから…」と言うと、「それはいい」といった具合で、バン
コクの人も、選挙当日は「さすがに危ないかも…」と思っているようだった。

実際、選挙当日の今日は、選挙妨害で400万人が投票できなかったとかで、
死者が出るといった惨事はなかったようだが、投票所での混乱は結構、あった
ようではある。

で、当の選挙だが、選挙自体が無効になる可能性もあるとかで、まだまだ当分
、落ち着きそうもない。ただ多くのタイ人にとって、この手の混乱はたいした
ことではないらしく、どこか他人事のようでもあったのが印象的だった。
もう、慣れっこなのかもしれない。

また、ちょうど乾期のタイは、例年になく涼しかった。チェンマイではダウンを
着てバイクに乗っている人も見かけたほどで、先月は10℃まで下がったとか…。

日本人にとって10℃、といえば暖かい気がするが、南国タイでは、異様な寒さ
となる。バンコクでも朝晩は長袖必須だった。

これも異常気象なのかな…。

まぁ、とりあえず、風邪も治ってホッとしている。

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