ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

リストラ

2010-10-28 16:44:17 | 時事(国内)
現在、経営再建中の日本航空が、パイロットだけでなく
客室乗務員にも、自主退職を迫っているそうである。

その対象年齢がなんと42歳までである。42歳といえば私と
2歳しか違わないし、何といっても最も働き盛りといって
いいような年代である。当然のことながら、50歳以上や病
欠者への退職要求は一段と強いものになるだろう。

「残っても仕事はない。何をするつもり?」
「整理解雇になったら、高齢のあなたは一番に対象になる…」
「お客様が、年齢が高い人にサービスを受けたいと思いますか?」

会社はこのような会話で退職を迫るのだそうだ。

まぁ、リストラというのは、どこの会社でもだいたい、軽い脅し
や、強迫観念的に行われるのかもしれないが、される方はたまっ
たものではないだろう。特に予想だにしなかった突然の場合は、
ショックで倒れてしまう人もいるかもしれない。食事が喉を
通らなくなったり、眠れなくなることもあるだろう。

以前、大型小売業の総務に勤める人と話をしたことがある。
彼は当時、業務縮小の為、リストラを告知する側の仕事を
していたのだが、「勧告するほうも、これでも結構辛いんです
よ。一瞬でも、僕自身が恨みの対象になるんですから…」と
愚痴っていたのを覚えている。

実はその後、彼自身もリストラの対象になったと伝え聞いた
時は、笑うに笑えなかったものである。当時、彼はまだ45歳で
あった。

全く会社というのは実に身勝手なものである。

そう考えると私のような自営業者は、リストラとは無縁である。
しかし、無職になるプロセスが違うだけで、リスクは同じだ。
売り上げが落ち込み、資金繰りがうまくいかなくなり気がつくと、
廃業に追い込まれる。恐ろしいことだが、サラリーマンが失業
するリスクより、よほど高いだろう。

どっちが良いなんて一概には言えないが、私の場合、来世では間
違いなく国家公務員を目指そうと思っている。
















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